エージェント・オブ・シールド シーズン3 第13〜19話
2015年アメリカ
原題:Marvel’s Agents of S.H.I.E.L.D Season3
原案:ジョス・ウェドン、ジェド・ウェドン、モーリサ・タンチャローエン
原作:スタン・リー、ジャック・カービー
撮影:デヴィッド・ボイド
製作:マーベル・テレビジョン、ABCスタジオ、ミュータント・エネミー・プロダクションズ
出演:クラーク・グレッグ、ミン・ナ・ウェン、クロエ・ベネット、イアン・デ・カーステッカー、エリザベス・ヘンストリッジほか
配給:ディズニーABCドメスティック・テレビジョン
公開:2015年9月29日
話数:22話
鑑賞:Disney+
あらすじ
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悪の秘密結社ヒドラ、そしてインヒューマンズ(特殊能力者)との死闘の後、シールドのエージェントたちは、新たな任務を担っていた。海に落下して溶け出した未知の物質テリジェン― それがフィッシュオイルに含まれて世の中に出回ることで、世界中で次々とインヒューマンズが覚醒していたのだった。インヒューマンズの登場で世界は混乱し始める…。スカイは父親に知らされた本名デイジーを名乗り、チームを結成するためにインヒューマンズの保護を試みるが、常に謎の武装集団に先を越されていた。彼らは何者なのか?そして更に、インヒューマンズを滅ぼそうとする勢力が現れる…。
(楽天TVより)
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マーベル紹介もようやく1年を迎えました!
狙った訳では無いんですけど、奇しくも今週末の投稿は全てマーベル尽くし(笑)
さて、本題に。
毎度の事ですが、Netflixのドラマから戻ってくると、世界観が違いすぎてどこまで話しが進んでいたかを見失いそうになります。
でも、今回に限っては独立した話しになっているのですぐに『エージェント・オブ・シールド』の世界に戻る事ができます。
それというのも、実はこのシリーズで人気の高いハンターとボビーのドラマが作られるという事がこの時点では言われていて、第13話はその意味で重要な回になるはずでしたが、突如そのスピンオフが立ち消えになってしまったので単なる2人の退場の回となってしまいました。
人気の高かったコンビだけに残念で仕方がありません。
(実は、ハンターはこのかなり後にサプライズで登場します。どこかは今のところお楽しみという事で。)
話としては映画『シビル・ウォー』に合流させるため、会話の中にさりげないネタ振りが入っています。
また、今回はいままでと違い、直接の合流が難しかったのか、シールドの仲間割れで『シビル・ウォー(内戦)』で映画に寄せています。
その他にも、次作がキャプテン・アメリカのシリーズなので、メインの敵がヒドラだったんですけど、次の映画では実はヒドラは関係ないという事で、劇中で急いで一掃されたりと慌ただしい展開となりました。
この辺りからドラマと映画の世界観が別のものとなり始めた印象があります。
それでも、頑張ってついていこうとするドラマの健気さも同時に感じる事が出来るタームでした。
と、いうわけで今回は『シビル・ウォー』直前の19話までで区切ります。
【各話の鑑賞メモ】
第十三話「ラスト・ショット」
原題:Parting Shot
監督:マイケル・ジンバーグ
脚本:ポール・ズビゼウスキー
時間:42分
公開:2016年3月22日
あらすじ
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マリックとペトリフを追いロシアに潜伏していたハンターとモースは、2人がシベリアにインヒューマンズの保護区を建設しようとしていることを突き止める。事態を知ったコールソンはハンターたちに、建設予定地にあるという機密施設へ侵入し、マリックの狙いを探るよう指示を出す。すると、彼らは施設内でロシア首相の側近クルピンの死体を発見。さらに、マリックたちの会話を傍受していたコールソンが“首相の暗殺計画”に気づき…。
(楽天TVより)
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・何の説明もなくシベリアでの作戦行動が始まって、一つ前の話を見失いかける。
・現在と過去を行ったり来たりする展開は割と好みな構成。
・ハンターとボビーが退場する思い出深い回。多分、一番数多く見返した回です。
第十四話「番犬たち」
原題:Watchdogs
監督:ジェシー・ボチコー
脚本:ドリュー・Z・グリーンバーグ
時間:41分
公開:2016年3月29日
あらすじ
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久しぶりの休暇を弟と過ごすためイリノイ州の実家に戻っていたマックは、テレビのニュース番組で、“番犬(ウォッチドッグ)”というグループが近くにあるATCUの施設を襲撃したことを知る。横にいた弟は“番犬”の行為を称賛し、困惑するマック。そんな彼のもとへ、手がかりが消える前に襲撃された施設へ行くようコールソンから連絡が入る。シールドのメンバーであることを隠しているマックは、弟に“ある嘘”をつき現場へ向かう。
(楽天TVより)
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・通常運転に戻るのかと思ったらまためんどくさい連中が現れる。
・マックとデイジーの口論がどこかシビル・ウォーを思わせる内容。
・いよいよマリックが合流してきて本筋の流れに。
第十五話「ロビン」
原題:Spacetime
監督:ケヴィン・タンチャローエン
脚本:ジェド・ウィードン & モーリサ・タンチャローエン
時間:43分
公開:2016年4月5日
あらすじ
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デイジーは未来を見せる力を持つインヒューマンズのチャールズに触れ、自分とメンバーたちの末路を知らされる。するとその時、目の前にいたチャールズが突然ヒドラに連れ去られてしまい、デイジーは皆の未来を変えるためにも彼を救出すると言い出す。しかし、コールソンは未来の中心人物である彼女を基地から一歩も出さないと決め、メイを現場に送り込む作戦を立てる。やがて、メイは未来の出来事を数秒間縮める練習を始めるが…。
(楽天TVより)
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・色々と中断を挟んだけど、ようやく本編の流れに戻る展開に。
・未来のシーンを見てから実際にそれを変えられるのかという話は割と好みな展開。
・そしていよいよラストに向かう最後の手がかりが示されて、この宇宙船らしき映像の謎が最終回まで引っ張られる。
第十六話「儀式」
原題:Paradise Lost
監督:ウエンディ・スタンツラー
脚本:ジョージ・キットソン & シャーラ・オリバー
時間:43分
公開:2016年4月12日
あらすじ
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マリックの一族は、ヒドラの神をこの世に戻そうと人生の全てを捧げてきた。そんなある日、ヒドラの伝統的な“石の儀式”で命を捧げた旅人の記憶を持つ神がマリックの家に現れ、幹部の招集を命じる。神の姿を疑う幹部たちの前で彼は…。一方、死の星にいた“化け物”の正体を探るため、デイジーとリンカーンはサウスダコタに向かっていた。そこには「古代のインヒューマンズが戻り、死者をよみがえらせる」と大騒ぎしている男がいた。
(楽天TVより)
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・ホワイトホールが久々の登場。
・敵の正体が菌だという事が判明。
・ギエラの能力の凄まじさがエグいレベル。まさかメイがフルボッコにされるとは…。
第十七話「チーム」
原題:The Team
監督:エロディ・キーン
脚本:DJ・ドイル
時間:43分
公開:2016年4月19日
あらすじ
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コールソンたちを乗せた飛行機が制圧されたと連絡を受けたデイジーは、リンカーンと共にジョーイとエレナを呼び出し救出に向かうと、マリックを捕えることにも成功した。やがて、マリックへの尋問を開始したコールソンは、彼の口から“驚愕の事実”を突きつけられる。なんと、ウォードに寄生したのはラテン語の“ハイヴ(群れ)”という名前で知られたクリーの奴隷であり、そのハイヴはインヒューマンズを洗脳する力も持っているという。
(楽天TVより)
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・ようやく能力者チームの活躍が見れると思ったら、あっけない勝利で見せ場は少なめ。
・奴の名前がハイヴに仮置きされる。
・ハイヴの感染者を探す推理が今回の主なストーリー。
第十八話「特異点」
原題:The Singularity
監督:ゲイリー・A・ブラウン
脚本:ローレン・ルフラン
時間:42分
公開:2016年4月26日
あらすじ
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ハイヴに操られたデイジーはシールドの基地を破壊した。コールソンは彼女にかけられた洗脳を解き、ハイヴのインヒューマンズによる軍隊結成計画を阻止すると宣言。そして、彼に挑むためゼファー・ワンを稼働する。一方、フィッツとシモンズは、ハイヴが宿主の脳にある快楽物質を分泌させ、寄生したインヒューマンズに無敵感を与えることを突き止めると、ルーマニアに向かい、GT農薬の寄生生物研究者ラドクリフ博士に助けを求める。
(楽天TVより)
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・次のシーズンで重要人物となるラドクリフ博士が登場。さりげなくシーズン4のネタ振りが。
・リンカーンの扱いの酷さは相変わらず変わらない。
・コールソンの義手から盾が現れるという新たな機能が!
第十九話「実験失敗」
原題:Failed Experiments
監督:ウエンディ・スタンツラー
脚本:ブレント・フレッチャー
時間:41分
公開:2016年5月3日
あらすじ
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ハイヴは人間をインヒューマンズに変える実験に打ち込んでいた。彼に腕を見込まれたラドクリフ博士は、人間のDNAに手を加えれば、インヒューマンズへ変化させられるという“ある驚異的なアイデア”を思いつく。しかし実験は大失敗に終わり、彼に責められた博士は、使用したハイヴの血に原因があり、生きたクリー人のDNAが必要だったと言い訳をする。すると、ハイヴは“ある装置”を使って、クリー人を地球に呼び寄せてしまう。
(楽天TVより)
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・さりげなく、セリフの中に『シビル・ウォー』が登場する。
・デイジーがどんどん闇落ちしていき、リンカーンの扱いはさらに不便に。
・敵味方とも開発合戦を繰り広げるという戦い。今回はドローだけどデイジーの提案でハイヴ側が一方リード。
ここまでのステータスの変遷
フィル・コールソン…シールドのエージェント→秘密の手術で生き返ったエージェント→シールド長官→片腕を切り落とされる→機械の義手を装着。→ウォードを殺害
メリンダ・メイ…輸送担当のパイロット→戦闘要員→シールド長官から指令を受けたスパイ→既婚者→シールド引退→シールド復帰
グラント・ウォード…凄腕のエージェント→スカイのメンター→邪悪な感情が発動→ヒドラのエージェント→フリーのエージェント→ヒドラの首領→コールソンに殺される→何かに乗り移られて復活→ハイヴそのものとなる。
スカイ…ライジング・タイドのハッカー→エージェント見習い→084→撃たれて死にかかる→謎の薬で完全復活→シールドのエージェント→本名がデイジー・ジョンソンと判明→能力者→インヒューマンズだった事が判明→インヒューマンズのチームを率いるリーダー→ハイヴに操られ手下となる
レオ・フィッツ…機械技師→天才科学者→海底に閉じ込められる→後遺症に悩まされる→シールドを脱退→シールドに復帰→何も無かったかのようにステータスが元通りに。
ジェマ・シモンズ…生物科学者→ウイルスに感染して死にかける→海底に閉じ込められる→ヒドラに潜入→シールドに復帰→謎の物質に連れ去られる→謎の惑星に転送され戻ってくる。
予告編
前作:エージェント・オブ・シールド シーズン3 第11〜12話
次作:エージェント・オブ・シールド シーズン3 第20〜22話