ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
2019年アメリカ
原題:DARK WATERS
監督:トッド・ヘインズ
脚本:マリオ・コレア、マシュー・マイケル・カーナハン
製作:マーク・ラファロ、クリスティーン・ヴェイコン、パメラ・コフラー
出演:マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ、ヴィクター・ガーバー、メア・ウィニンガム、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ルイーザ・クラウゼ、ビル・プルマンほか
配給:キノフィルムズ
公開:2021年12月17日
技術:ドルビーデジタル/カラー/シネマスコープ
時間:126分
鑑賞:TOHOシネマズシャンテ/スクリーン1/字幕

見どころ
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アメリカで実際にあった訴訟事件をベースにしたドラマ。発がん性物質を廃棄していた大手化学メーカーに対し、ある企業弁護士が7万人の住民を原告団にした集団訴訟を起こす。監督は『ワンダーストラック』などのトッド・ヘインズ。『スポットライト 世紀のスクープ』などのマーク・ラファロ、『魔女がいっぱい』などのアン・ハサウェイ、『ミスティック・リバー』などのティム・ロビンスのほか、ビル・キャンプ、ヴィクター・ガーバー、ビル・プルマンらが出演する。
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あらすじ
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1998年。オハイオ州の名門法律事務所で働く弁護士ロブ・ビロット(マーク・ラファロ)は、ウェストバージニア州の農場主ウィルバー・テナントからある調査依頼を受ける。それは大手化学メーカーのデュポン社の工場から出た廃棄物が土地を汚染し、190頭の牛が病死したというものだった。廃棄物について調べるロブは、デュポン社が発がん性物質の危険を隠蔽(いんぺい)し、40年にわたってそれを廃棄していたことを知る。ロブは住民7万人を原告にして、デュポン社に対する集団訴訟を起こす。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :☆☆☆☆☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF     :☆☆☆☆☆
コメディ   :★★☆☆☆
ホラー    :★★★★★
クライム   :★★★★★
ファンタジー :☆☆☆☆☆
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :☆☆☆☆☆
メッセージ  :★★★★★
衝撃度    :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
現実:★★★★★
劇場:★★★★★

メモ
・気の遠くなるような戦いの歴史をまざまざと見せつけられる意欲作。
・アメリカでも水俣と同じような事が…と思ってたら、チッソのやった事が小さく霞んで感じるくらいのレベルの悪質さ。
・エンドロールで出てくる言葉のショック度は今年一番だったかも知れない。

予告編