東京生まれ、神奈川育ちの僕にとって方言や訛りは非常に身近なものでした。

奇妙な事かも知れないんですけど。

子どもの頃、マンモス団地で育った僕の周りには様々な土地から出てきて、様々な土地の言葉を話す人達が大勢いて、生粋の神奈川生まれの人の方が少数派だった気がします。

友達同士で話してても、アクセントや発音が微妙に違っていたし、友達の両親はさらにハッキリと自分とは違う言葉を使っているのに何の違和感も感じませんでした。

むしろ、両親の実家に行った時に町中の人が同じ言葉を話すことの方が不思議に思えたくらいです。

その頃、両親の実家に行くのはあまり好きではありませんでした。

なんだか、自分だけが違う言葉を話すことに疎外感を感じていたからです。

ふたつ下の妹は方言をマネして喜んでいましたけど、僕にはどうしてもそれができなかったんです。

両親は実家に着くや否やいきなりネイティブになってしまうので、その時の置き去り感は何度味わっても嫌なものでした。

テレビをあまり見なかったのも、キレイな共通語の習得が遅れた理由なのかも知れません。

でも、最近では旅行に行ってその土地の言葉の中に身を置くと、なんだかリフレッシュされる気分になるのは、僕自身が成長した証なのでしょう^ ^

去年の11月から何処にも出かけられていないので、ふとそんな事を感じてしまいました。