以前の会社にいたときに面接官をやらせてもらったことがあります。

正確に言えばやらされたんですけど。

たくさんの履歴書に順番に目を通すわけですけど、当時一番困ったのが趣味の欄。

その時の全ての履歴書の趣味の欄に記入されていたのが『読書と音楽鑑賞』。

よくもまぁ本好きと音楽好きがウチの会社に集結したなぁと思いながら目を通していました。

もちろん意味は分かるんです。

本を読まない人はいないし、音楽を聞かない人も居ないですよね?

いわいる無難な回答と言うやつです。

ところが今回のようにこの資料を基に面接をするとなると、ちょっと困った事になります。

最初に断っておくと無難な答えと言うのは悪くないんです。

むしろ好きなくらいです、誰も傷つけないし。

でも、面接のように自分をアピールしようとすると話は別です。

僕だって人並みに仕事に就こうと思っていた時期はありました。

学歴や資格でアピールできる訳ではないので、趣味・特技欄にはそれなりの気合を入れるわけです。

ソレこそ読書(週2冊)とか音楽鑑賞(アナリーゼ含む)とか真剣に書こうと思ったくらいです。

ちなみに僕は毎回、『文房具収集』と『五街道歩き』と書きます。

どちらも個別にブログやホームページを立ち上げるほどの本格的な趣味です。

話を戻して。

いっそのこと趣味欄を無くして「読書欄」と「音楽鑑賞欄」を作った方がいいのにと思ったこともありました。

そこによく読む本とか好きな作家とかを書くんです。
リアルですよね。

でも仮に面接官をやってる時、「読書欄」に谷川俊太郎なんて書いてある女の子を面接したらきっと恋に落ちちゃうと思うんです。

そう考えるとやっぱり、今のままが平和でいいのかも知れないですね。