ジョーカー
Joker
あらすじ
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孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。
(YAHOO!映画より)
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冒頭からノックアウトされました。
この映画は観た人によって、だいぶ解釈が変わるので、それによって評価も分かれると思うんですけど、僕は積極的な支持派です。
ドラマとして観ると、抑圧されて来た人達の逆切れ逆襲映画。
でも、僕は音楽を中心に鑑賞をしたせいか、他の人と比べるとかなり偏った解釈となりました。
とにかく違和感だらけの作品で、僕にとってそこが最大の魅力となりました。
舞台となった1981年ははっきりと記憶のある年齢だったので、そこで流れる音楽の仕掛けの巧みさにすっかりやられてしまいました。
音楽を頼りに注意深く観ていると別の物語が浮かんでくるんですよね。
あんまり理由を書くと感想を誘導してしまいそうなので、これ以上は触れませんが…。
特に、最近のアメコミ映画に関する皮肉がこれでもかと言うくらい込められていて、それでいて、実はこの映画自体がアメコミの原作。
なんというジョークなんでしょう!
冒頭に並んで最後のセリフにも完全にノックアウト。
なるべく、他の人の感想や解説などの影響を受けずに観るのがお勧めの映画なので、これまで以上に具体的な事にはふれません。
この年、アベンジャーズ ・エンド・ゲームと並んで最も観に行った映画です。
公開日2019年10月4日アメリカ映画
予告編

