死霊館 エンフィールド事件
2016年アメリカ
英題:The Conjuring 2
監督:ジェームズ・ワン
脚本:チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ、ジェームズ・ワン、デヴィッド・レスリー・ジョンソン
製作:ピーター・サフラン、ロブ・コーワン
出演:ヴェラ・ファーミガ(ロレイン・ウォーレン)、パトリック・ウィルソン(エド・ウォーレン)、フランシス・オコナー(ペギー・ホジソン)、マディソン・ウルフ(ジャネット・ホジソン)、ローレン・エスポジート(マーガレット・ホジソン)、パトリック・マコーリー(ジョニー・ホジソン)、ベンジャミン・ヘイ(ビリー・ホジソン)、サイモン・マクバーニー(モーリス・グロス)、フランカ・ポテンテ(アニタ・グレゴリー)、ボニー・アーロンズ(ヴァラク)、ハビエル・ボテット(へそ曲がり男)ほか
吹替:小林さやか(ロレイン・ウォーレン)、咲野俊介(エド・ウォーレン)、湯屋敦子(ペギー・ホジソン)、近藤唯(ジャネット・ホジソン)、櫻庭有紗(マーガレット・ホジソン)、小形満(モーリス・グロス)、山賀晴代(アニタ・グレゴリー)、早見沙織(ジュディ・ウォーレン)、牛山茂(ゴードン神父)ほか
音楽:ジョセフ・ビシャラ
撮影:ドン・バージェス
編集:カーク・モッリ
美術:ジュリー・バーゴフ
衣裳:クリスティン・バーク
字幕:松崎広幸
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開:2016年7月9日
技術:シネマスコープ(2.39:1)/カラー/5.1ch
時間:134分
鑑賞:U-NEXT/字幕
映倫:PG12
見どころ
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著名な心霊研究家ウォーレン夫妻の実体験に基づく大ヒットホラー『死霊館』の続編。史上最長のポルターガイスト現象とされるエンフィールド事件を題材に、人体浮遊など説明のつかない現象に悩まされる一家を救うため、ウォーレン夫妻が調査に乗り出すさまを描く。前作に続きジェームズ・ワン監督と、夫妻役のパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガがタッグを組む。共演には、『A.I.』などのフランシス・オコナー、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』などのマディソン・ウルフらが名を連ねる。
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あらすじ
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ロンドン北部に位置するエンフィールドで、4人の子供とシングルマザーの家族は、正体不明の音やひとりでに動く家具が襲ってくるなど説明のつかない数々の現象に悩まされていた。助けを求められた心霊研究家のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)は、一家を苦しめる恐怖の元凶を探るため彼らの家に向かう。幾多の事件を解決に導いた夫妻ですら、その家の邪悪な闇に危機感を抱き……。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション :★★★★☆
アドベンチャー:★★★☆☆
SF :☆☆☆☆☆
コメディ :★★★☆☆
ホラー :★★★★★
クライム :☆☆☆☆☆
ファンタジー :★☆☆☆☆
バイオレンス :★★☆☆☆
ロマンス :☆☆☆☆☆
メッセージ :★★★★☆
愛 :★★★★★★★★★★
インプレッション
物語:★★★★☆
配役:★★★★★
演出:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★☆
現実:★★★☆☆
劇場:★★★★★
メモ
・3作目はまさかの「愛」の話。ホラーなのにただ怖がらせるのでは無く、そこはかとなく漂う「肯定感」が常に漂っているのが、他の作品との違いを鮮明にしていて、まさにジェームズ・ワンの風格すらも感じてしまう完成度。
・このシリーズの怖いところは、心霊を信じない僕のようなタイプの人間に「人間関係の崩壊」をまざまざと見せつけるところ。信頼だけでは無く、社会不安を付け足す事で行き場のない不安を加速させる。
・怖さだけで評価をすると多分それほどでもないと思うけど、ホラーの設定でどれだけ新しい事が出来るかというチャレンジとしては大成功。ジャネットを単なる被害者とせずに複雑な背景を持たせたことは、ホラーとしてではなくて映画作品として素晴らしかったと思う。
