6月初旬には2000円台の備蓄米が店頭に並ぶ(場所により)ように、と新大臣仰ってますね。
しかしながら既に米がなくなりまして、すぐにその値段帯の米が並ぶ地域かも分からないし、買ってみました。
カルローズ。
恥ずかしながら、TVで見るまで海外米ってタイ米くらいしか知らなくて。
これは、前回の米がない!って時に母が買ってみて、国産米のように白米で食べるには向かないかぁってのは体験済み。
で、今回のカルローズは、外食産業では国産米の代わりで使っているところもあり、食べていた人も言われなきゃ分からないなんてインタビューもあって。
お値段も1000円弱安いのもあるけど、どんな味なんだろう?の興味がずっとあり、ついに買ってみたのです。
国産米よりちょっと長い⋯と、予備知識として言われていたら、まぁそうかな?くらい。
カルローズだよって言われなかったら、見た瞬間で気付けるかは⋯私は自信なし。
子供にもこれがカルローズだって、と話し、2人でマジマジ眺めてみたけど
「まぁ言われたらそうかな⋯」
普段国産米は勿論見慣れてるけど、逆にそこまで真剣に見てきたわけでもないということだ。
少し水を多めにした方がいいらしいよ、と私が言い、研いだ子供が、米2合に対して2.5合の水加減にする。
給水時間を別には取らず、炊飯器にて普通の白米コースですぐにスイッチ・オン。
炊けました。
ちょっと柔らかかったかな?
2.3合分位の水でもいい?
でもベチョベチョというほどでもないから、2合に対して2.5合分の水でも有りかな。
食べました。
まぁ、大きな衝撃はなかったです。
しかし、あれですね。
あっさりしている、サッパリしている、の意味は分かりました。
甘みが圧倒的に少ないです。
国産米は、炊きたてを噛みしめると、あの独特の甘みが口に広がり、あれが「美味しい」と感じるひとつでもあったなぁと、比較すると分かります。
塩むすびの塩との対比で引き立つ、あの甘み、です。
それを求めてカルローズを噛んでも噛んでも、あの味は、しなかったです。
ただ
まぁひとたび、ふりかけかけたり、キムチやカレーと一緒に食べたら⋯
うん、そこまで分からないかもですね。
丼ものや炒飯に使うなら、確かに言われなきゃ分からないってのも分かります。
白米として食べるとしても、絶対的なこだわりがなければ、これでもまぁ、いけちゃいそうだな、と。
正直、国産米の銘柄違いは、どれを食べても「普通に美味しい」であり、あまり違いを分かっていないゾナ親娘。
どれを食べても、文句なし。
どれを食べても、美味しい。
そういう意味での
「普通に美味しい」
炊飯器も普通のIHジャーで、早炊きにしようが何だろうが、旨い。
土鍋で炊いたこともあり、それも美味しいけど、炊飯器には戻れないとかもない。
楽に勝る旨いはないってのもあるし。
そんな、こだわりも繊細な舌もない親娘には、「やっぱ無理」とはならない程度のカルローズでした。
でも。
でも国産米がまた普通にもう少し安く買えるようになったら、やっぱり国産米にしますね。
あのもっちりで甘い味、あれぞ米、あれぞ米の旨さと思いながら育った体には、やはり国産米に勝るものはない。
あるのが当たり前でいたけど
減反とか高齢化とかも含めて
国産米に普通にありつけなくなったら困るのはそういう自分たちか。
どれを食べても間違いなく美味しい、そんな国産米を作ってきてくれている日本の農家の方に、改めてありがとうって思います。
とりあえず5kg分は、カリフォルニアから来たカルローズさんを、いただきます
