母が買ってくれていたピアスやブレスレット、ネックレスがわりとたくさんある。
私の誕生日の度に、小さいうちから買っていた、らしい。
高校生の頃にまとめてもらった。


そもそも貴金属が好きな母。
そこまでの誕生日の回数と合わないくらいたくさんある(笑)

いや、貴金属だけじゃなく、服も靴も鞄も…
我が家は全く裕福な家庭とかではなかったが、子供の頃から家の中にはブランドものもわりと当たり前に転がっていた。



記憶に残ってるのが、ヴィトンの帽子ケース(笑)
丸い木枠?で固くて、二段ベッドの階段の足元にあり、何度か小指をぶつけたし、邪魔で踏み台にしたこともあった。

短大時代には、とりあえず周りに合わせて私もそれっぽい格好しなきゃダメかな…?って、最初の頃は母のヴィトンとかプラダとか借りていたけど、借りたヴィトンは裏張りがあって重く、早々に返した(笑)
最終的に、別に周りに合わせる必要もないな、とアムラー全盛期に白Tにデニム、夏はビーサンとかで学校行ってた…



結局愛用したのはアメリカヴィトンの小さなバケツだけ。
あれは軽くて小さくて使いやすく、途中底の糸がほつれて抜けてしまったのをお直ししてもらって、卒業後も長い間使ったなぁ。


その後私はゴリラのチャームのキプリングに出会い。
軽くて丈夫で洗濯機でも洗える、最高❗ってことで、ずーっと使ってる。
母も一時一緒にハマり、私以上に買い集めたが、多分趣味ではないはず。
数年後には『いる?』って私にくれた。
いるいる!全部もらった(笑)

赤ん坊の我が子を抱いた私の写真に写る、母からもらった紫のショルダーバッグ。
今でも使ってる。
やっぱりキプリング最強。

若い頃は、周りを見てもキプリング使ってる人はおばちゃんやおばあちゃんばっかりだったが、今は私もキプラーオバチャンの仲間入り🎵




共働き家庭だったが、母の原動力は、働いて稼いでそれで好きなものを買う、というのも大いにあったと思う。
買うことが楽しいタイプ。


だから、数年もすると『いる?』

今でも、電化製品から日用品まで、とりあえず買う前に『こんな感じのもの、持ってない?』と母に聞く。
8割は持っていて、大概くれる。
しかもほぼ未使用だったりもする。

保温鍋が欲しくなった時も、確か持ってなかったっけ?
聞いたらあった。

日本酸素株式会社のシャトルシェフ。
シャトルシェフの初代のやつ。


そうそう、これこれ。
昔何回か使ってた記憶はあったのよ~。

全く使ってる様子もなく、あげる~とくれた。
私は今もご愛用。

内鍋がフッ素加工じゃなくて焦げ付きやすいのが珠に傷だけど、保温効果は今も完璧。
内鍋がイカレない限り一生使える気がしてる(笑)


で、それまで使ってなかったくせに、それで火がついたのか、最新のサーモスのシャトルシェフを買った母。
そう、それが母らしいところ。

じゃあ何故、長らく持ってたシャトルシェフは使わずしまっていたのか?
もはや同じものだろ(笑)




で、話は少し戻るが、子供を産む頃までは、そのもらった貴金属で全部賄えていた。
自分で買ったことはない。


しかし30代半ば位までは使っていたが…その辺りから、段々と、それらが自分に合わなくなってきているなぁと感じるようになった。


流行云々ではなく、単純に私が歳を取ったからだ。
華奢で繊細な鎖、それに合ったサイズの石。
それらが、私の肌やら貫禄やらに負けるようになってきたのである。



子供の頃、母がたまに自分の貴金属シリーズを広げて楽しむ時、隣で見ながら、キャンディみたいな石のついた指輪貸して~、とかやっていた。

大人になってからもたまに【貰えるもんないかしら~】って一緒に覗いたり(笑)

しかしあの頃、母が日々当たり前につけているそれらは、私がつけると嘘っぽく偽物っぽく見え、似合わないなぁと思った。
プラチナも、何だかかえって肌がくすむなぁ、それならシルバーの方が好き、と感じていた。

でも、今の私はプラチナチェーンが一番好きだ。
一番馴染む。
あの頃は偽物のように見えた石が、今は収まり良い。



母のゴテゴテシリーズは…私と母は趣味も嗜好も違うので、くれくれと言うこともなく(地金だけくれと言っている(笑))

母もリメイクしたり、何なら売ってそれでまた他の何かを買ったりして、だいぶ淘汰されたらしい。
それでも会うたびに何か色々つけてはいるが(笑)



今私の手元にあって私がつけるのは
冠婚葬祭用にと母が買ってくれていた真珠一式と(数年に一回ね)
あとは、もらったけど若い頃には何か似合わない気がして、ほとんどつけていなかったいくつかだけ。


指輪は嫌いだからしないので、持っていない。
ネックレスは結局、常に同じのを外すことなくつけっぱなし。
多分数年これしかつけてない…たまに外してブラシで石裏を擦って洗う。
これだけは、いくつになっても変わらずつけてる。
金の覆輪にダイヤ、プラチナチェーン。
シンプルにして王道(笑)
ピアス、面倒でたま~にしかつけない。
ブレスレットも…今は時計が相棒になった。






そして、我が子がここで高校生になった。
母からもらったシリーズは
近々私から娘へ、となりそうだ。


ピアスは可愛らしくてもわりといつまでもつけられる気はしてるが、如何せん面倒で…

職場でマスクは任意になっていて、早速外していたがまんまとコロナ罹患したのでゲロー
またマスクは着けることにした。

マスクをしてるとピアスに引っ掛けてなくしそうで、それも相まってより面倒臭い。




一方子供は、学校はピアス禁止。
穴が開いているのも一応チェックはされるらしく、そんな面倒な思いをするなら高校卒業してから開ければいいや~、と娘。
その辺りは、何が何でも今開けたい!とか言わないタイプみたい(笑)

でも必ずピアスホールは開けたいんだとか。
まぁあれだけあるのだから、開けた方が買わずに済むか。

今は、祖母からもらったナントカのブランドのオープンハートのネックレスを、休日のお出掛けにはつけている。
何かをつけていることに慣れるため、だそうである(笑)

メイクも学校では禁止だし、それで注意されたり、よもや落とせと言われたりするなら、そもそも面倒臭いから、学校にはしていきたいとも思わない~、という。
オシャレにはそこそこ興味はあるが、面倒臭いが一番勝るねえーだそう。
友達と遊びに行く時だけ、練習兼ねて最近メイクしている。

でもホント、素肌で毛穴レスなんて若いうちだけだもの。
UVケアはもう少ししてもいいんじゃ?とは思うけど(笑)
メイクなんざそのあと、たとえしたくなくても身だしなみって言われてせざるを得ない時が来るし。
しないと隠せない(しても隠しきれない)アレコレも、いつか出てくるだろうし(^_^;)
今出来ないことより、
今だからあって、今だから出来ることを大いに楽しんでくだされ。




…思い付くままに書いてたら、なんの纏まりもない記事だな。
ま、日記みたいなもんだからいいか(笑)



私と母は、本当に似てないな。
母はオシャレさん。
流行にも敏感。
興味の幅も広くて、アレコレ手を出す。

写経は?
水彩画は?
中国茶は?
いっときはよく耳にしたものも、気が付くともうあまりハマってる様子はない(笑)


私はそもそも興味の幅が狭いし少ないし
気に入ったら一生これで良いって方で、いつ見ても代わり映えしない(^_^;)

大体私は、母からもらったもので出来てる節がある。
鞄も財布も、母からもらったものをいまだに使ってるし、同じシリーズをまだ持ってるのを知ってるから、そのうち飽きたら中古でもらう気、満々。
(中古ったって、使い倒さない母の中古は綺麗なんだもん、勿体ない)

シャトルシェフもいつかはアレがうちに来ると思ってる(笑)







親子ったって、皆それぞれだな、本当にね。
纏まりないからここまで(笑)

では~。