先日。
ひょんなことからとうもろこしを手に入れた。
多分売り物じゃない。
生の…っていうのか?
とにかく、缶詰に入ってるか冷凍されてる、粒のとうもろこし以外のとうもろこしを、久し振りに手にした。
私はコーンは好きだ。
だから、缶詰はちょいちょい購入する。
しかし、まんまとうもろこしなんて、親と実家に住んでいて、親が茹でてくれたものを食べたのが最後かもしれない。
30年近く前。
良くてお祭りの焼きとうもろこしを買ったことがあったか…?くらい。
それが、本当にたまたま、結果皮付きのを5本も持ち帰ることになった。
親がやっていた記憶はお湯茹で。
しかし今回は、同じくたまたまとうもろこしGETとなった職場の人がネットで調べて出てきた、レンチンを試してみることにした。
ニチレイフーズさんのサイトだった。
要約するならば
皮を1枚ほど残し、軽く水をかけ、ラップで包み1本5分。
レンチンが終わったら根元をちょっと切り落とし、とうもろこしの上を持って上下に振るとするんと皮から取れる。
それを、1カップにつき小さじ1の塩を入れた水にジッパー袋で15分ほど漬ける。
といった内容だ。
これが…
美味し過ぎて驚いた

まずそもそも、あのとうもろこしが良いとうもろこしだった、のは間違いない。
詳しい出どころが分からない…のだが、多分あの女性か、その身内か、知り合いか…が作ったもの、といったところか。
先端までプリプリの粒が育っていて、多分今までで初めて、先の先まで食べられたとうもろこしだ。
大概は、先っちょはちょっとだけまだ育ちきらない粒のものだったから。
そして、書かれていた通り忠実にやった、塩水漬け。
これが最高。
熱々のとうもろこしで水も温もり、良い具合に塩気が染みる。
お湯茹でだと、じきに粒がシワシワ…となっていた記憶だが、全くならない。
ジューシーで、粒の甘さと塩気が織りなすハーモニーがもう…
神(笑)
一気に2本食べた私。
子供はチマチマと1本。
ちょっと時間をおいて、更にもう1本食べた私。
ちゃんと夕飯も食べてるんだから恐ろしいよね(笑)(笑)
でもあの味が忘れられない…ってやつ。
ラスト1本は、1日空けてから食べた(私が)
塩水は抜いたジッパー袋に入れたまま野菜室にしまっておいたが、全くシワシワにもならず、美しい黄色が並んでいた。
そしてすっかり、まんまとうもろこしの美味さにハマっている、のだが
…売り場で見掛けるとうもろこしに、何となく、納得がいかない(笑)
あの出どころがイマイチ不明なとうもろこしほどのプリプリさが、ないのだ。
かくしてあれは、伝説のとうもろこしとなった。
お口が伝説の味をも~う少しだけ忘れる頃に、他のとうもろこしを買ってみよう。
父はとうもろこしが好きだった気がする。
このパーフェクトとうもろこしを作って持っていってみるか。