先日の
連休初日は友人Aちゃん宅へあそびに行った。
Aちゃんはホリーカラーのピアスをくれた友人。
昼前からお邪魔して、またまた夕方までおしゃべりし倒した。

ご主人のこと。
上のお子さんのこと。



話している中で、彼女が私に謝った。

上のお子さんの時からの、大親友のような友人に『暴力ふるうでなし、暴言吐くでなし、しっかり稼ぐし、優しいし、子供たちとも仲の良い、いい旦那』
だから、ちょっと贅沢でもあるよってなことを言われたんだ~、と。

その彼女の大親友さんはシングル。
そして私もシングル。

だから、聞く私(ゾナ)からしたら確かに贅沢な悩み?愚痴?だったかもしれないのに、ごめん、と。
私の離婚した過程もリアルタイムで知っているし、だから大変だったのも知っているのに、と。


もう、Aちゃんと大親友さんは本当に家族ぐるみのお付き合いで、だから何だろう、そういう話も、親友さんの、上っ面の何かではないんだろうな、とは私は思っている。

嫌味や、妬みでもなく。

Aちゃんのことも旦那さんのこともよく分かっていて、こその。

贅沢、という言葉や話を、どのように言ったのかも私は分からないし、だから否定する気持ちもない。



でも私は
私としては、Aちゃんの話を贅沢な悩みとは思ったことはないよ~、と伝えた。

まず、少なくとも私は、最終的には私が希望したシングルだから、というのは大きい。
親友さんのその辺りの事情は、私はもちろん知らない。


で、まぁ数年でも、もとは他人である配偶者と共に過ごした経験はある。
だから、
『いるからこそ』の悩みや愚痴
というものがあることは、知ってはいる(多分)


いると思うから、期待する。
逆に言えば、本当に期待出来なくなった、失望した時、私は離婚を決めたわけだ。


Aちゃんがもしも毎度『もう離婚するする詐欺』みたいな発言ばかりしてきたら(笑)
私だって贅沢な悩みだよ、と言うかもしれない。

でも
腹立てたり、諦めたり、喧嘩したり。
しながら、『続けていこうとする時』にこそ、悩みや愚痴は生まれると思うんだ。


今の私には、それは、ない。
ある意味気楽なもんである。

最初からいないものに期待はしない。
しようがない。
だから、裏切られた感覚を味わう事は決してないし、故に配偶者との対人ストレスは皆無。

何でも私一人で考えるし、悩むし、答えを出す。
報連相はしないしされない。
褒められも貶されもしない。
丸投げもしないしされない。
妥協や譲歩しながら着地点を模索する必要がない。
あ、勿論子供とはするけど、それはあくまでも親子関係の話。



でもAちゃんはそうはいかない。
何だろう…例えば、もうね、役に立たないから当てにしなくなっちゃった、と言ったとしても。
でも、役に立てるはずの存在が目の前にあるのに何で役に立ってくれないの!と思う(感じてしまう)というのは、これ、すごく心理的ストレスだと思う。

実際私はそうだったから。

子供がお手伝いしないのと、
配偶者が、役割分担したり一緒に考えたり、をしてくれない、のは
全く別物。
配偶者がするのは、お互いに、手伝い、じゃないと思うから。

だから、子供の心配事とかだと余計に、私だけの子じゃないし、責任は等しくあるはずだし、何より、あなたは心配じゃないの?とか、イライラ悶々しちゃう。




私は話を聞いて、分かる分かるよ、と共感するしか出来ないけど。
でも私だから相談しにくい、話しにくい、と思われてないことは、私は有り難い。

今は同じような立場じゃないけど。
でも、ある意味、私はその辺りの悩みは今は全く持ってないで生きてるから『あなたには分からない』って事にもなるわけで。

別に、配偶者がいることの方が絶対的に『いい』わけじゃないと思う。

そりゃ金銭的に稼いできてくれる人ならね、それがあるってことは無いより絶対いいけど、自分がバリバリ稼げる人なら、稼いでくる旦那、という部分にはそもそも大して魅力も感じないでしょ?
自分がそれを出来るんだから。


だから、あなたにはそれ(稼いできてくれる旦那)があるんだから、他のことで悩むのは贅沢、とはイコールではない。

優しいんだからいいじゃない。
子煩悩だからいいじゃない。

全部違う。



どっちの方が大変とか楽とか、どっちの方が頑張ってるとか甘えてるとか。
そうじゃない。


私はシングルとして、稼ぎ頭の立場は確かに頑張ってる。
まぁ頑張ってもこの程度なんだけど、間違いなく頑張ってる。

でもAちゃんは『私は今は仕事もしてないしさ…』って言うけど、その分間違いなく私より主婦業…家の中の仕事、頑張ってるよ。

本当に、彼女のご飯、美味しいし。(ランチご馳走さまでした!)

夜遅く帰宅するご主人にもきちんとご飯出してあげて、私はね…多分そういうの無理だわ(--;)
実際、子供と二人なのをいいことに、抜けるだけの手を抜いてるしね凝視






Aちゃんが、例えば離婚を、全く簡単に考えてないのを分かる。
だからこそ生まれるそのモヤモヤ、どんどん吐き出しちゃいな!と私は思う。

私も、だから離婚を勧めたことはない。

だって、そのモヤモヤ(苦労)を手放す代わりに、種類の違う苦労を手に入れるだけで、どっちの方がいいか?は、人それぞれ。

で、彼女はこっちの苦労の方がいい、と決めたわけじゃないからこそ、あっちの苦労を感じながら、だからたまにガス抜きするんだもの。


私の場合は、モヤモヤする相手、モヤモヤの原因、は結局のところ自分に帰着するってのを知ってるから
(何故って、全て私一人の采配で決められる立場だから)
だから別にそういう愚痴はないだけ。

仮に自分への愚痴があったとして
それを友達に話してもねぇ…(笑)
そんなん、アホなだけだしニヤニヤ





だから

これからもたまに
毒を吐きながら大笑いしながらのお茶会、しましょうぜ!
結局解決するのは各々なんだから。
その解決に至る道のりの苦労話くらい、気兼ねせずに話そうぞ!