かなしいのに惹かれる曲




悲しい…で合っているかはちょっと微妙かもしれないが。



とても好きな歌は


中島みゆきさん


涙-Made in tears-

 

 

だいぶ昔に、父が持っていたカセットテープで聞いた。

親と同居してて、カセットテープ時代…え、もう30年くらい前の話か?

リリースが1988年のようだから、その時私は11歳…さすがに小学生ではなかった記憶があるが、でも中高生あたりの話だ。




そこから長らく音源は手元になかったが、数年前にBOOK OFF さんだかで中古CDアルバム

『グッバイガール』をネット購入。

ついに音源ゲット。

このアルバム自体が当時から好きで、手に入れようかな~と考えながら、随分と長い年月が過ぎていた。




この、中島みゆきさんの音源を手に入れるまでは、私はただひたすら、カラオケでこの歌と付き合ってきた。

もはや記憶を頼りに、カラオケに行く度に歌ってきた。


離婚してほどない頃に子供と行ったカラオケでこれを歌った時は


…何か今の私が歌うと悲痛に聞こえるか??(笑)とか思って

友人知人の前ではしばらく歌わん方が無難かしら~とか思ったな(笑)




 



余談だが

我が子はこの涙を筆頭に

Coccoさんの『ベビーベッド』

鬼束ちひろさんの『月光』

浜崎あゆみさんの『About you

あたり、私のカラオケでしか聞いたことがないという歌がいくつかあった(笑)


CoccoさんのCDは持っていたのだが、今我が家にはケースしかない。

…昔捨てたCDラジカセに入れたままだったようである(;´д`)悔やまれる…

鬼束ちひろさんはCDもあるし、今やYouTubeなんかでも聞ける。

浜崎あゆみさんのは、CD引っ張り出してBlu-rayレコーダーで久々に聞いた。

とりあえず子供からは、『母ちゃんのカラオケと同じだね』

…良かったよ、私の創作になるほどは音痴ではなかったようだ(笑)









と、話が散らかったが。



今の私は…そうだね

確かに男運は、別に悪かったとも思っていない。


あんないい人いやしないもの、とはさすがに思わないが(笑)

別に彼が悪人だと思ったことはついぞないし、人として悪い人間ではないと思う。

ただ配偶者としては私にはダメな人、と私が判断しただけで、人間としての出来なんてのは私自身もそんな大したことないのだから、似たり寄ったりだ。




そう。

運というよりは、ようは『私にとって』の私の見る目が問題だっただけ。


彼を良いと思う人もいるだろうし、思われるだけの良さも持っているだろうし。

(離婚後に一回、私に彼氏が出来たのもそういう事だよな?(笑))


捨てる神あれば拾う神あり…って書くと、何か離婚した人間は一回『捨てられたもの』みたいになるからちょっと違うんだけど…


蓼食う虫も好き好き…これもねぇ(笑)




でもまぁそういうこと。


私にとってはあくまでも『私に合うか合わないか』の見極めをする、私の目、が問題だっただけ。




だから別に、今さら元配偶者に恨み辛みはない。

それらが湧くほど、もう私の中にいない。


好きの反対は嫌いじゃない

好きの反対は無関心


本当にそうだと思う。



恨み辛みを吐けるうちは、相手が自分の中に在る。

恨み辛みを吐かれるうちは、私が相手の中に居る。





また、あの時間がなければ我が子はここにいないのだし、今更あの子がいない私の人生など考えられぬ。


たらればを思うほど『今』は私にとって悲痛ではないし、不幸と思わない人生を積み重ねられるかは、もう私自身の責任。


また、ひとり親の子にしてしまった子供にも、(親の事は諦め含めつつも…)自分は幸せだと思える人生にして欲しい、とは思っている。

だからその為にも、私は可能な限り頑張りたい。

頑張りたい私はもうこの時点で幸せなので、子供には本当に感謝している。









中島みゆきさんの『涙』

あれは私にとって、自己完結の歌なのだな。



何が幸せかは人それぞれで

恨み辛みさえ湧かなくなり

でも運は悪くなかったんだと


今を肯定出来る自己完結の歌。





今の私には

わりと前向きに聞こえていて

前向きに歌っている歌である。


悲しい曲かどうかも人それぞれで

悲しい曲であっても悲しいかも人それぞれ。



そういうことか(笑)



 

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