人生折り返しのあたり。
こどもはまだ義務教育で、かといって高校卒業まではもはや義務みたいなものだろうな、とも
思うので、ここからが正念場でもある。
離婚したのももう、随分昔のことという感じ。今の生き方、過ぎていく毎日が私の日常。
しかしながら新卒入社の職場は1年弱で辞め、フリーターで過ごした20代。
いつかは結婚して、パートやアルバイトで働いて、なんだろうと何となく思っていた安易さ。
からの30代での離婚、シングルマザーなわけで、社員歴も浅く、スキルも特にない。
数年前にはコロナでその時の職場もなくなった。
何とか食らい付いて今の場所に異動させてもらった。
今そこも大変革となる。
今はまだ残る方にいるが、本当に定年退職まで、という展望は、ない。
恐らくほとんどの人は、ない。
でも、内心震えながらでも、頑張ろう頑張ろうと奮起する若い上司、今回その仲間に選んでもらえているなら、私も頑張る。
私には守るべき子供もいる。
まだ倒れられない。
そしてその私を癒し、明日を楽しみにさせてくれるのが、花だ。
あの蕾が開花するのを見たい。
新芽がニョキニョキと伸びてくるのを見たい。
成長に触れたい。
…それを言ったら子供に
「え、それが一番の楽しみなの?」と言われた。
他に何があると訊ねたら、無言で自分を指差していた(笑)(笑)
あー、ね。
それは大前提なんですけどね。
ですけど、部屋は片付けないし、勉強しないし、気付いたら寝てるし、スマホばっかいじってるし←これは人のこと言えんか?(笑)
分かるかね。
貴方にかけてる塾代とか、ねーねー意味あんの??(^^;みたいな中で、花は実に素直なのだよ(笑)
いつもその環境下に於いて全力。
寒くても暑くても諦めない。
あの頃の母が植物を愛でていた心理が最近よく分かる。
くそ生意気なわりには実は親におんぶに抱っこで、甘えて生きてた思春期の私。
今私にもそんな愛すべきこんちくしょう(笑)がいて、だから
実は、本当は、植物は、私がお世話をしてる、育ててる、んじゃなく。
それをさせてもらって、植物から、
大丈夫、あんたの頑張りはちゃんと分かってんぜ。
だからほら、枯れないよ。
伸びるよ。
花咲かせるよ。
って姿を見せてもらって、私も折れず枯れずいられるんだ。
そんな気がする、40代半ば。
アラフォーからはもう抜けた。
でも次にはアラフィフがある。
終わりは始まり。
見えてた世界は見えなくなっても、見えなかった世界が見えてくる。
たまに現実はしんどくて。
でも例えば腹が立って仕方ないとか、人が妬ましいとかもなく。
何とか働く先もあり、子供も元気に部活やらに勤しみ、それを応援も出来る。
感動ももらう。
今、今、をあー幸せだなぁと思えることは、充分幸せだ。
あるものを数えて、あることに気付いて、生きていこうと思う。