紺屋の白袴(こうやのしろばかま)。。。ってご存知ですか?

辞書には、こうあります。

他人のために働いて自分自身のことはなおざりになるたとえ


家具屋さんていうと、どんな素晴らしい家具に囲まれて生活してるんだろうと
思われがちです。実際、私も家具屋に嫁ぐ前はなんとなくそんな甘い想像を
していたかもしれません。


しかし。。。。。紺屋の白袴は、まさにうちの現状です。


ある家具といえば、納品後にお客様がいらなくなってひきとってきた家具、
いいところで、個展で売れ残った家具や寸法など間違ってしまった家具、それに試作品、
そのほかは必要にせまられ、強度と機能だけのシンプルなもの。

でも、これぐちじゃあないですよ!
そんなものでも、結構私は満足してそれなりに暮らしています。

特に欲しいものがある時は、店主には申し訳ないのですが、
ゴールデンウィークやお正月休みなどに、ちょっとねだってみます。
つまり、休みを我家の家具作りにあてます。
でも、さすがにすべての休みを使わせるのは申し訳ないので
遠慮がちにです。


それも叶わないくらい忙しい時は、正直困ります。
他の店で買ってくるわけにもいかないし、
かといってホームセンターのカラーボックスくらいで我慢して代用しようとすると。。。
そんなの『もたない』と拒否されてしまいます。左矢印今日の出来事です。





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写真は、ミッドセンチュリーの建築家プルーベの感じでとお客様から頼まれて机を作った後、
簡易バージョンで私のために作ってくれた机です。
特徴ある形ですが、とても使い易いです。このパソコンの前でブログも書いてます。
椅子も店主が作ってくれたもの、右はマスクホームアフリカのイメージで作ったアフロタイプ。

お客様からのオーダーによる机はまた今度紹介します。

木糸土のHP右矢印www.mokushido.net
2007年4月からこの中で日記を書いています。