思い立ったら吉日、で、行動してしまう木犀ねーさんです。
興味があることは我慢しないのが黄金の追っかけ道。
劇団☆新感線に出会って20年以上ですから、
やっぱり、それなりに思い入れがあります。

「髑髏城の七人」初演の古田さん。
実家の芝居パンフレットの山から出てきたポストカード。
カッコ良すぎる。
この時の100人斬りの凄さといったら!!
キュン死するよ、マジで。
でも、当時は、アホ兄弟の弟役、橋本さとしさんに夢中のわたくし。
だってカッコ良かったんだもーん。
アホ(単純)だけど、強くて、仲間思いで、一途。
惚れるでしょ☆
新感線の男性キャラは、そういうタイプが多い。
それか、粟根さんみたいに、
頭が良くて、過去に何かあって素直になれず屈折してるんだけど、実は熱い。
みたいなタイプとか。
絶対ね、女子が好きなタイプ揃いなんですよーーー。
そんな個性的なキャラの人が、
ヒロインが絶体絶命のピンチに、やってきて助けてくれる。
たとえ、一度は倒されても、必ずやってきてくれる。
分かりやすいイメージで言うと、ルパン三世。
「助けに来てくれたんだ!」
「・・・通りかかっただけだよ、バーカ」
「バカって何よー」
(照明がちょっと暗くなり、風でセットの茂みが揺れる・・・)
「おい、こんなとこに いつまでもいちゃ ヤバい。行くぞ」
「あ、待ってー」
「早くっ、置いてくぞ」(手を引っ張る)
「・・・(照)」
きゃー!きゃー!きゃー! (←はい、アホ妄想です。。。)
本人のキャラじゃなくて、役としてのキャラだって分かってても
惚れてまうやないかー。
あ、上の会話は完全に妄想です。
イメージってことで・・・
そんな魅力的な役者揃いの新感線。
劇団としてもかなりトンがった魅力があるんです。
当時、劇団がグッズとしてポストカードを販売するって
かなりレアだったんですよね!
新感線は新しいことをどんどん取り入れてて、
舞台だけじゃなくて、ロビーに入ったときから盛り上げる。
そんな空気作りがうまいように思います。
ヒデマロシリーズ(宇宙防衛軍ヒデマロ)の時は、
スペース西条五郎という役が出てくるのですが、
そのゴローガールズというのがロビーを盛り上げてました。
そういえば、「ゴローにお任せ」の時は、
ゴローガールズがコロッケ売ってた。
髑髏城の七人の時は、カレンダーも販売してましたね。
ロビーで衣装のままの役者さんが売ってた気がする。
芝居を観て、テンション上がってるからね、
終演後のロビーはかなりの盛り上がりでした。
そういう、楽しませるぜっ、という空気作りがうまいんだな。
実は、そんなところは氣志團と通じるものを感じたりするのです。
(続く)