思い立ったら吉日、で、行動してしまう木犀ねーさんです。
興味があることは我慢しないのが黄金の追っかけ道。
雪が降るとウキウキして外に出るんですが、
3分で寒さに負けてしまうダメダメなわたしです。
こんな天気でも公演が決まっていると役者さんは劇場にいきます。
ステージの上の人は大変。
でも、だからこそ、キラキラできるんだ、とも思います。
さて、ちょっとだけ間が空いてしまいましたが、
追っかけ道の必修科目のひとつ、スタッフさんとの距離感の続きです。
(1)はこちらです。

さて、前回のおさらいです。
あるインディーズのビジュアルバンドのマネージャさんに、
とあるファンの人が相談にやってきました。
そのマネージャさんから聞いた話です。
そのファンの人は追っかけの中でも古株で、
マネージャさんとも親しくしていたそうです。
その彼女が、珍しく深刻な顔で、
「友だちのKちゃんのことで相談があるんです」って
言ってきたんですって。
相談内容は、ライブ写真を取っていたカメラマンさんのこと。
彼女の友だちのKちゃんは、そのバンドのギタリストさんのファンで、
グッズとして販売されてるライブ写真をしょっちゅう買っていたそうです。
それがきっかけでカメラマンさんとも仲良くなって、
ギタリストさんのかっこいい写真を撮ってもらったりしていたとか。
(写真はちゃんとグッズとして買ってたそうです)
どんなキッカケで連絡先を交換したのか分かりませんが、
ある日、Kちゃんの携帯にカメラマンさんから電話がかかってきたんです。
「あるバンドのカレンダーの写真の構図を考えてるんだけど、
サンプルを撮影したいんだよね。
ちょっとスタジオでモデルを手伝ってくれない?」
Kちゃんは、”モデル”をやるというのと、
プライベートで仲良くなったら、好きなギタリストさんの話とかを
聞かせてもらえるかもしれない、と思ったらしいです。
それで、カメラマンに指定されたスタジオに行ったんです。
スタジオは、カメラマンさんと二人きり。
最初はそのビジュアルバンドの話でかなり盛り上がったそうです。
そして撮影。
カメラマンが、「セミヌード出来る?」と聞いてきたそうです。
Kちゃんは、ここでイヤと言って嫌われたら、
ライブに行きにくくなる、と思って、
肩を出すだけとか、後ろ姿なら、とOKしたそうです。
・・・ダメだって。怒
プライベートで会うってことは、色んなリスクがあるんだから。
甘い話に乗っちゃダメだって。
と、ここで書いても遅いのですが。
撮影しているうちに、どんな雰囲気になったのかは分かりませんが、
セミヌードからさらに露出が大きくなっていったそうです。
そして。
バンドのカメラマンと、
バンドのファンという一線を、
越えてしまったそうです・・・
(続く)