出張を仕込んでウイーンに行きました (3) | 黄金の追っかけ道★好きなことに情熱を燃やす”いきいきライフ”

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追っかけの未来には、お金じゃ買えない愛と幸せがある。ライブは命。命短し恋せよ乙女。好きなこと追求して、いきいき人生を!

会社とサラリーマンがお互いにハッピーになるために、
ときには、うまく会社を利用する話。

学会をよく知らない上司を利用して、企画書を通し、
12日間のヨーロッパ出張を手に入れた体験談の続きです。

・・・

学会っていうと、ぶっちゃけ、難しそうって思うじゃないですか。
でも、意外と敷居が低い学会もあるんです。
ところが、学会に興味がない上司なら、そんなの分からないし。

そんな隙間をうまくついて、学会ツアーを無事にゲットしました。

いちおう、学会ツアーなので、準備に1ヶ月ぐらいかけます。
事前ミーティングと称して、
テーマや発表内容の勉強会とか、
前提知識の勉強会が開催されました。

ツアーは全部で、20人ぐらいの参加者でした。
女性の参加者は4人しかいなくて、
あとはおじさん。
大学教授も2,3人いたかな。

品質管理が専門じゃないのは私だけ。

なんとなくヨーロッパ行ってみたい!ってだけで
企画が通っちゃったので、品質管理ってよく分からない。
付け焼刃でも勉強しなくちゃいけません。

行くからには、学会もツアーも楽しみたい。
意外とその辺は真面目なんです。
とにかく出発前の勉強会で、
品質管理とか、学会について質問しまくりました。

そうしたら、おじさんたちがめちゃくちゃ丁寧に
品質管理の歴史とか、学会ではどんな発表があるとかを
資料まで作ってきて教えてくれるんです。

いいおじさんたちだ。

おじさんたちが教えてくれた教材や、勉強資料、
これはほぼそのまま帰国後の報告書のネタになりました。

いやぁ、ほんっと、みなさんの助けのおかげで生きてます。

帰国後、社内に報告書を提出したら、
「しっかりした報告書だね」と、
上司の上司にも褒めていただくことができました。

「Tさん(上司)が行かせてくださったので、勉強になりました」
と、上司の上司に返しておきました。

Tさんは得意気にしてましたけど、いいんです。
だって、ここで上司に花を持たせておくと、
あとでまた企画を通しやすいし。

ちょっとしたことで、自分の手柄を誇るより、
本質的に自分が得する(プラス、会社のためになる)ことが
うまくいけばいいんです。

その辺の割り切りって、会社をうまく活用するには重要です。

さて。
12日間のツアーは、ウィーンの学会で6日間。
その後、ミラノ、パリ、ロンドンの企業訪問がセットになったもの。
いよいよツアー出発です。

20人の団体旅行のうえに、学会ツアーだから
窮屈じゃないかと思うじゃないですか。

でも、学会も聞きたいセッションがなければ、
時間の融通はきくし、企業訪問も終日あるわけじゃない。
年配の大学教授がお二人いらっしゃったので、
無理のない日程になってたんだって。

ウィーンでの学会は雰囲気だけ堪能しました。
そもそも、英語よくわかんないし。

英語がすっごくできるおじさんにくっついて、
「今のメインテーマは何だったんですか?」
って、これまた質問攻撃。

結局、3割ぐらいしか分からなかったけど、
アカデミックな雰囲気を味わえて楽しかったな!

会場となったホテルの調度品や絨毯が
すごくステキだったことはしっかり覚えてます。

ウィーンでは、同じツアーの他社の人と、
博物館や美術館めぐりをしました。
ワインに詳しい大学教授も一緒だったので、
チーズとワインの美味しいレストラン巡りもしました。

ウィーンの次は、バスでミラノに移動!

(続く)

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