黄金の追っかけ道、バンド編の続きです。
バンド編(1)は、こちら、そして(2)はこちらです。
黄金の追っかけ道 劇団編(1)はこちらです。
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追っかけてライブレポを書いているうちに、
バンドのマネージャーさんから、
セットリストをこっそりもらえるようになったある日。
都内のライブでした。
ライブ後のグッズ販売のとことで、
またまたマネージャーさんに声をかけられたんです。
「今日、予定ある?打ち上げくる?」
きゃああああ。
「い、い、いい、いいんですか?」
「○○(わたしの名前)なら、来てもいいよ。
あと、Fちゃん(友だちの名前)は連れてきてもいいよ。
でも、他の人にはナイショね!」
このバンドは、たまにしか打ち上げしないし、
もちろんファンが参加することなんて無いんです。
そこに呼んでもらえるなんて。
心臓がひっくり返りそうに驚きました。
毎回、15人ぐらい出待ちしてるファンがいるんですよ。
綺麗なお姉さんたちがたくさんいる中で、
地味な私がなんで声をかけてもらえたのか・・・
とにかく、Fちゃんに隅っこで打ち上げに誘われた話をしました。
このFちゃんも、黄金の追っかけ道をいってる人で、
相手の立場で追っかけをする。
喜ばれることを一生懸命に考える。
メンバーが笑いそうな面白ネタをたくさん用意する。
きっちり線をひくところは引く。
それがちゃんとしている仲間で、教えてもらうことも多く、
一緒にライブを見てても、一緒に追っかけをしていても、
とても楽しい仲間なのです。
そのFちゃんも、大興奮。
「行っていいの?ほんと?ほんと?どうしよーー!」
でも、本当だったのです。
出待ちをして、メンバーを見送ったあとに、
マネージャーさんから携帯がかかってきました。
ライブのアンケートを書いていたので、
携帯番号を知っていたようです。
「xxで打ち上げするから、他の人に気付かれないようにおいで」
もうね、ドキドキです。
追っかけ友だちに、「バイバーイ」して、
Fちゃんとコンビニに寄るふりをして、xxに向かいました。
(続く)