腹をくくる話をしたのですが、
実は、次に大事なのは行動すること。
前に支援していたプロジェクトでも、
やっぱりぐずぐずと腹をくくれないリーダがいたんですね。
「自分の得意分野の業務じゃない」
「有識者の支援がない」
「まだ自分には早い」
とかね。
有識者のレビュー体制を組んだり、
上司が見通しを話したりして、
ようやく、
「わかりました。やります。」
って、言ってくれたんです。
でも、その次の一歩がなかなか踏み出せないんですね。
なんだかんだと理由をつけて、上司の文句とか言ったりするんです。
部下にしたら、ちょっとたまらないよね。
上司になるリーダが、「よし!やろう!」って言ってくれないと、
やる気もなかなか出ない。
プロジェクトのメンバーは、リーダが思っている以上に、
リーダのことを観察してるもんなんですよね。
よし!って決めたら、積極的にプロジェクトに関与して、
計画をつくってメンバーに説明するとか、
お客さま向けの交渉は自分が担当するとか、
課題の解消をするとか、メンバーの作業をチェックするとか、
ヒトゴトじゃなく自分事として推進して欲しいな。
腹をくくるっていうのは、結局、行動することなんです。