最近、流行りなんですかね、ノマド。
「オフィス(職場)」に縛られないで仕事をする暮らし。
憧れます。
通勤電車に乗らなくていいし、
ダレーダで出勤管理されないし、
電話の割り込みもなく、
上司のおっさんギャグに愛想笑いしなくてもいい。
そもそも、IT業界に就職したのは、
手に職をつけて、自立するんだ!って思ってたから。
ただのOLさん、になりたくないと思ってたから。
(若さ故の生意気。OLが大変ってことは就職してから分かった。)
実現できていたら、ノマドライフ満喫してたかも。
海外を飛び回りながらプログラム作ってたかも。
でもその憧れは、就職して1ヶ月でどこかに吹っ飛んだんですよね。
私が就職した頃は、まだ汎用機(メインフレーム)全盛時代。
まずは新人研修で習った、ハードウエア入門でくじけそうに。
同期に補習してもらったおかげで、なんとか乗り切ったけど、
次のソフトウエア入門でも、なんちゃら割り込みとか、
First-in Last-outとかメモリがどうしたとか、なんじゃそりゃって思ってた。
それもなんとか乗り切って、やっと部門配属されたのが、
ネットワークを中心にした技術部門。
部門研修で習ったのが、アセンブラ。
今は知ってる人も少ないかもしれないけど、
情報処理試験で出てくるCASLIIみたいなやつです。
これがさっぱり分からず。
プロジェクトに配属されてからも、
OJTの先輩に「プログラムのセンスがない」「アルゴリズムがダメ」と
毎日ダメ出しの連続でしたね~。
プログラムとはなんぞやを理解するために、
毎日、先輩のプログラムを写経させられてましたね。
まぁ、逆に、開き直っちゃって、
「私はプログラム出来ないですけど、
そのかわり、出来る人を知ってるんで。
結果オーライだったらいいんじゃないですか。」
なぁんて言ってました。
(嫌な若手ですね、今なら、しばいてます。)
もしかしたら、あれがマネジメントに興味をもったキッカケだったかも。
ノマドライフ出来るような技術は手についてないのですが、
コミュニケーションという技を身につけられたのは、
そんなダメ出しの嵐のおかげかもしれません。
捨てる神あれば拾う神あり。
そうは言っても、人に会ってなんぼのPMOですが、
たまにはノマドワークをやってみたいものです。
いい方法ないかなー、ちょっと考えてみよう。