レポートライン、つまり、誰に報告するか。
体制図で表すことが多いですね。
体制図の箱と箱を結ぶ線がレポートラインです。
指揮命令系統、と言うこともできます。
体制図は、どんな役割範囲で、
どんな指揮命令系統なのかを表すものです。
この、体制図をちゃんと書くのは、実は難しいのです。
ちょっと変な体制図では、
報告する上司が二人になっていたり、
横で連携して誰かが代表で報告したり。
一般的なプロジェクトの体制図は、
レポートラインは1本です。
時々、組織横断型のマトリックス組織で、
ラインの上司と、プロジェクトの上司がいる場合がありますが、
その時は、優先はどちらなのかを決めておく必要があります。
(通常、プロジェクトが優先されます)
実態とあっていない体制図のプロジェクトは、
トラブル発生の可能性が高くなります。
裏の体制図があって、それがうまく機能してる場合も、
たまにあるのですが、
それって新規メンバーが入ったら伝わらないですよね。
ビジネスでは、「ホウレンソウ」が大事だと言いますが、
誰にホウレンソウするか、
ちゃんと分かってないことも多いのです。