[ネタバレあり]PPVV2の11/20公演配信を見た感想 | 杢ログ-Mokulog-

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1/23からのアンコール配信が初視聴です。

公演当時はネット離れしていたので当時の感想や考察等には疎いのでその点はご了承下さい。

 

えーっと、出だしからなんですけど、毎度毎度褒めてる感想と物申し感想、どっちから先に書くべきかめちゃくちゃ迷うんですよね。

物申し感想はこのひとつ前の記事にあるのでご希望の方はどうぞご覧下さい。

 

ただこれねぇ、わたしこれ現場で観ていたらきっと「嘉納火炉最高。和田琢磨最高。素晴らしいわ!」みたいになっていたかもしれない。

たられば話なんてしてもしかないんですけど。いや、この和田琢磨の芝居は現場で浴びたかったなぁ。

 

だから演劇は劇場で観るのが良いんです。だって正気を捨てられるんだもの。

配信で観るのは、私はやっぱり向いていない。頭あっぱらぱーになれない。

チケットを申し込んで当選して発券して観劇当日は家を出て劇場に向かって着いてチケットもぎってもらって座席について、ここまでの一連の流れは「演劇」という虚構の世界に飛び込む為に不要な正気と理性を削ぎ落とす儀式なんだと知った。

 

それでもね、それでも正気を吹っ飛ばしてくれるものはやっぱりあるんですよ。

 

ということで以下は頭あっぱらぱーの感想です。

 

NNDって聞くたびに「NND48」って言いたくなっちゃう。ごめんなさい。

まっきーが、まっきーじゃなくて神宮寺が突然辻斬りしていたもんだからこの先私は彼のことをずっと「辻斬りまっきー」と心の中で呼んでいた。

 

わたし多分わだっくまのお芝居見るの科白劇以来だと思うんですけど、配信とは言え5ヶ月ぶりに見る推しのお芝居に興奮しまくって途中ちょっと何度も頭あっぱらぱーになっていました。

顔がいい。声がいい。芝居がいい。んも~立ってるだけでインスタ映え!存在自体が芸術品!みたいな…

 

おろおろ、というかうろうろ、なんていうか、その新学級でいきなりクラス委員になったみたいな嘉納火炉なんだよ!小学生か!かわいいか!

 

劇中何回も「人手不足だからしょうがない。がんばって」はなぁ!上の怠慢なんだよぉ!現場はなぁ!マジ大変なんだよ!そんなに言うなら給料上げてくれよぉぉぉぉぉぉ!!!って思っていた(何か嫌な現実を思い出したようだ

 

一番好きな嘉納火炉のお芝居はですね、雑賀教授に図星突かれ静かにキレてる所です。

あっれ!あっれ!ああいうの最っ高!!!

いやこれ嘉納火炉、というか私のわだっくま大好きポイントの一つなんですけどあの「ちょっとドスが効いた悪そうな声で静かに喋るあの芝居」っていうの、あ・れ・が!最の高です。とてたま。

 

やっぱりVV三係が最高というか思い入れが強すぎるんですけど、VV2三係も良かったのでもうちょっと長生きして欲しかったです…

そこは私が勝手に妄想しますね。オタクなので(どういう理論だ)

 

いやだって、なんかちょっとまとまって来た所で人事異動があってさぁ!

みんなバラバラになりますってなってさぁ!ギャン泣きしてさぁ!

やっぱり嘉納監視官に花束渡すのは逆咲だよな~ほらほら~照れないで~みたいな!

そんな、そんな、未来が、欲しかっ…欲しか……!!!(泣いている

 

神宮寺監視官と嘉納監視官の三係も見たかったな~あ~~~

いやでもそういうのは私が勝手に妄想しますね、オタクなので(2回目)

神宮寺監視官は「私の方が嘉納監視官との付き合い長いんで」マウントを九泉監視官に取って欲しいですね。ぜひね。

そういうのは勝手に妄想します。オタクなので(3回目)

 

神宮寺があんな感じになってしまったのもシビュラの思惑の内なのかなんなのか。

どのみちNNDの始末は神宮寺か嘉納にやらせるつもりだったんだろうなぁ。

 

予想外だったのは嘉納がキレたのは自分が人工監視官だと知る前だったこと。

え、あれ劇中でまだそのことは知ってないよね?記憶の改竄やら何やらはあったけどさ。

九泉が来るにあたってあれこれ調べてそれで犯罪係数改竄にいきついたのかな。

 

違法IDで強引に捜査を進める辺りのアレもねぇ、あれをするのが嘉納火炉であれをしないのが九泉晴人なんだろうなぁって思ってしまった。

私はVVラストの九泉監視官が言った「俺は刑事だ」が彼の本質だと思っているのだけど。

 

私は嘉納火炉ガチ勢だけど彼は社会の犠牲者ではあるけど行いそのものはやっぱり凶悪だし残酷だし道を踏み外していると思っているので(だらこそ拗らせているという点もある)、監視官になってからの方が(直接的な殺害含め)人を死なせまくっている嘉納火炉どうよ?

あんた少しは反省し、してねぇよなぁ!そうだよなぁ!反省してて欲しくねぇなぁ!

そんな悔恨の念を抱く嘉納火炉は要らない。

敵も味方も関わりなく、壊すことだけを望んで屍を積み上げる獣心はおぞましいけれど、その悪徳は嘉納火炉の美徳に他ならない。

そんな売る程の凶気狂喜が貴方には相応しい。

 

思う事は多々ありましたが、やっぱりVVシリーズが新たなに作られたという事は大変喜ばしく思えます。

ほんとに、もう、もっともっとシリーズ膨らんでくれて良いんですよ…小説でもドラマでも映画でも…

 

あともう2、3公演見てみようと思います。あとパンフもまだ読んでないや。

そしたらまた追記書くかもです。