私にとって「るろうに剣心」は神の世界だし今でも緋村剣心は永遠の人だ | 杢ログ-Mokulog-

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私はるろうに剣心が大好きだ。

 

今日は会社でハッピー☆ヤッピー♪みたいな事があったのに帰り土壇場でイラッモヤッとする事があって、金がないから2ヶ月続けて来たネイルをオフにするだけの為に会社近くのネイルサロンに行く途中で衝撃のニュースが入って来た。

 

タイトルからお察しの通りですが此処では敢えてそれについては語らない。

 

最近ちょっとメンタル爆弾低気圧な事もあって、ニュースを見た瞬間号泣したしツイッターにはわけわかんないヒスった呟きをしてしまったし、その後なんとかアガる呟きをしたけどその後トドメを刺すように注文していた長篠のお菓子の販売終了の報せが来て、マジで全てのsnsのアカウントを消してネット上で死んでしまおうかと思ったくらいだったのにツイッター覗いたらめっちゃ萌えるネタを目にして号泣しながらリツイートを押していた。

 

希望と絶望の多層菓子。

 

今これも泣きそうになりながら打っている。

どうせ陰気臭い呟きしか出来ないのだからとツイッターは閉じWeb上でも何も呟かないで黙り通していようと思ったんですけど、むしろ逆に黙り通す気力が今の私にはもうない。

 

もう!とにかく!私の!この叫びを!何処の誰でもいいから聞いてくれ!

という気持ちでいっぱいなのでとにかく書く。

無いとは思うけれど私は自意識過剰なので「これを書くことによって何か“そういうことじゃないんじゃ~”と思ってしまう返信が飛んで来たらどうしよう…」などと思うけど無いとは思うのでけろっとした気持ちで書く。けど自意識過剰なので(以下略

 

そろそろ本題。

 

私が「るろうに剣心」に出会ったのはいつ頃だろう。

テレビガイドか何かで新番組のアニメでるろ剣の告知を見て、なんかチャンバラものっぽいから見たい!と興味を持ったんだと思う。

私はチャンバラが好きだった。時代劇が好きだったから。私は特撮好きなのも時代劇が好きだったからだ。

アニメ一話を見て、なんかもう何もかも全部好きになった。

たぶん今思えば緋村剣心に一目惚れしていたんだと思う。

そして今気付いたんですけど

 

ま た あ か い ひ と す き に な っ て る

 

別に色で好きになっているわけではないのだけどね!

 

で、えー…どうしたっけかな…

単行本を買い集めて、そんでジャンプも買い始めた。

私が初めてジャンプを買ったのはるろ剣の為だった。

 

単行本はへろへろになるまでに読んだ。すごくへろへろ。

特に1巻から7巻はへろへろ過ぎてもう1冊ずつ買い足したくらいだった。

剣心が薫ちゃんに別れを告げて独り京都に旅だったシーンは大号泣したし、たぶん寝込んで学校も休んだ気がする。

それが載っている巻が7巻だったような気がするんだけど、その巻は私の涙の湿気と読み過ぎて特にへろへろになった。

 

るろ剣の世界観の住人で、嫌いな人間は一人もいない。

みんな好き。あの世界そのものが私にとって愛すべき存在で全てが尊い。

何が一つ欠けても「るろうに剣心」の世界が成り立たないからである。

ゲスでクズなキャラであっても愛おしい。憎らしいけど愛おしいのだ。

 

私はよく「結婚したいキャラ」という言い方をするけど、何も本当に結婚したいわけではない。

当たり前だが2次元のキャラと結婚が出来るわけがない。

何か、こう、好きっていうだけじゃ足りないくらいに好きなキャラについてつい「結婚したい」とか言ってしまう。

だがしかしこの「結婚したい」の意味もキャラごとに結構違っていたりするので説明するのも難しい。

 

まぁそんなこんなで剣心は杢燐語で言えば「結婚したいキャラ」レベルに好きなのだ。

縁による薫ちゃん殺害(偽装)で廃人になった時はびゃあびゃあ泣いた。

「お、おまえ~~~~そんなふてくされてる場合か~~~~~~!」という意味で泣いた。

大好きなキャラのみっともない姿に心底泣いた。

泣いたけど剣心はすぐ落ち込むし思い込み激しいしクソ面倒くさい男だけど何かきっかけがあれば一瞬で立ち直るので早くそのタイミングが来てくれ~~~~!!!という思いであの辺りの物語の流れを見守っていた記憶。

 

縁による薫ちゃん殺害と言えば、私はクラスの中でたった一人薫ちゃんの生存を信じていた。

(この時はまだ…小…中学生…くらい…)

あの時は周りに何を言われても折れなかった。

薫ちゃんは絶対生きている!!!と信じて疑わなかった。

というか生きていて貰わないと困る!だって!だって剣心を幸せにできるの薫ちゃんだけなんだもん!

薫ちゃんに生きて貰わないと剣心が幸せになれないもん!だから生きていて!という縋る思いを持っていた。

私は剣心が大好きだったが同じくらい薫ちゃんのことも大好きだった。

一人のキャラとしても大好きだったし、やっぱり剣心を幸せに出来るのは薫ちゃんだったから。

大好きな剣心を幸せにできる薫ちゃんを大好きでいるのはごくごく当たり前のことだった。

同じく剣心のことを愛していた巴さんも恵さんのことも大好きだった。

「そりゃ~好きになっちゃうよね~だって緋村剣心だもんね~わかるわかる~うんうん~」って、勝手に同志にしていた。というか私が同志に入れて貰っているつもりになっていた。

 

たぶん21世紀の今のノリだったら黒歴史扱いにされそうなアニメ化内容だったと思うけど、20世紀ではアニメ化はああいうものだった。

今思い返すと主題歌のセンスもオリジナルのぶっ飛びっぷりも「!!??」って感じだけど、そこも含めて好きだった。というか今でも好きだ。

だって楽しかったから。本当に盛り上がっていた。なんかもう、全部楽しかった。

「るろうに剣心」の何か、というだけでテンションが爆上がっていた。

 

その後になんか色んなOVA展開とかもあったけど、私はそこまでは追いかけてはいない。

私の「るろうに剣心」愛は原作の終了と共に完結した。

愛が冷めたと言えばそれまでかもしれないけど、私にとってのるろ剣と共にある生活はあのタイミングで終わったのだった。

言うなれば愛しきったのだった。

るろ剣のメディア展開全てを追いかけているわけではないけど、でも追いかけていた時間はかけがえのない宝物で、今思い出すと、なんかもう凄いエネルギーに満ちていたなぁって思う。

本当に本当に宝物のような時間で、そしてタイトルでも言っているけどマジで本当に「るろうに剣心」という世界観が神格化している。

これは言うかどうか迷った言葉だが、正直に言うと原作者への感謝を遙かに上回る作品への信仰心がめちゃくちゃに強い。

原作者に感謝はある。あるがそれ以上の感情がある。でもそれはここで明確で文字にはしない。言いたくないので。

 

私は「るろうに剣心」が大好きだ。

 

大好きだから傷付く事がたくさんある。私が勝手に傷付いているので被害者ぶり気はしない。

私が何処かに向けて抱く憎悪も嫌悪も悲しみも私だけのものだ。

でもこれをぶちまける事は私にとっては「悪」なのだ。

そもそも憎悪と嫌悪をばらまく事は私にとっては正当化されるべき行いではない。

私は私の負の感情を、認めて欲しい気持ちもあるけど、一方で肯定してほしくないという気持ちもある。

なんか、なんか嫌なのだ。悪口言ってる自分の声が支持されることが。

 

今思い出したけど、小学校の卒業式の時にタイムカプセルに入れる未来の自分への手紙というものを書いた。

成人式の時にそのタイムカプセルを開けたのだけど、その手紙には「るろ剣どんな結末になってる!?」と書いたのを覚えている。

この「覚えている」は、書いた時の小6から開けた時の成人式までの間、そして今日までずっと「覚えている」の「覚えている」です。

あの頃周りみんなるろ剣が好きだったからね。同じくマンガ好きなオタク予備軍のクラスメイトはみんな何かしらるろ剣のことを未来への手紙に書いていた。

 

私は「るろうに剣心」が大好きだ。これからもこれまでも大好き。