こんばんは。
息子の子育てを振り返る、と言いながら、
書いていなかったので、再開します。

個人的な出産の話です。
読んでもらうのも申し訳なく思うので、
どうぞ、ご興味のない方はスルーしてください。

私は(多分)仕事で無理をしたせいで、
切迫早産の危険がある、と診断され、
張どめの薬を処方してもらい、診断書を書いてもらい、自宅安静となりました。(早めの産休にショボーン)

入院か、自宅安静か、選ぶように言われ
入院するにも、準備も自分でできない有様で、
よく知らない土地での入院では、
実家の母(遠方)、義母(自動車免許なし)どちらの母にも、負担すぎると思い、
体の様子と相談しながら、
実家に里帰りすることにしました。

結局、実家の母にきてもらい、
ひとり暮らしのアパートで安静期間をとり、
落ち着いてから実家に移動しましたが、
かなりの長距離を母に運転してもらい、
迷惑をかけました。
アパートを引き払うのも、
夫と義理の両親に世話になりました。

安静に過ごすうちに、お腹の張りも治まり、
早産の心配もなくなってからは、
実家の気になるところを片っ端から、きれいに掃除し、母が購入していた「ハリーポッターシリーズ」を当時の新刊まで一気に読みました。

職場から、やり残した仕事の一式が実家に届き、
電話で連絡を取り合いながら、仕事もやりました。
職場にも、家族にもとても迷惑をかけました。

実家にはありとあらゆるジャンルの本があり、
私は小さい頃から、大人の読む小説や、本能的に子供は読んだらダメなんだろうな、と感じる漫画なども、手当り次第、隠れて読んでいました。

本当に陣痛は痛かったけど、
痛みの絶頂の時間は短く、「スポーン!」という感じでうまれました。


予定日から一週間も遅れて、
かなり成長してうまれてきました。

今おもえば、
寝坊遅刻常習の片鱗はこの頃からあったのかもしれません。

予定していた市民病院で無事に出産できました。
本当は、実家に近い公立病院で出産を希望していたのですが、地域の妊婦さんを優先して受け入れるので、
と、里帰り出産の私は断られ、
片道、1時間弱かかる、市民病院でお世話になったのです。

限界集落へ、私の故郷はまっすぐ進んでいます。

1ヶ月検診まで、実家でお世話になりました。
検診で引っかからなかったのは、
この1ヶ月検診だけ。
以後、息子はほぼ全ての検診に引っかかることになります。

おつきあいいただき、ありがとうございました。