【心のネタ64』『親』と『悪』 についてのお話 | カサンドラ専門セラピーコーチング〜自分らしく生きるヒント〜

カサンドラ専門セラピーコーチング〜自分らしく生きるヒント〜

発達障害(かも)の旦那さんといて孤独を感じていませんか?ジュンコ田中は10年間で10,000回のカサンドラ症候群の方の相談実績。カサンドラ専門セラピーコーチングで、あなたの下がり切った自己肯定感をUP!穏やかで幸せな人生を取り戻しましょう

こんにちは

トータル・メンタル・サポート

ラポール・ラボの

ジュンコ田中ですニコニコ




【心のネタ64】
(かな?久しぶり過ぎて忘れた、、)



今日は『親』と『悪』
についてのお話です。



みなさんは
『親の言う事には
従わなくてはならない』
とか思っていませんか?



別に親に反抗しなさい
と言っている訳ではありません。



親をやって30年
子供をやって59年
のワタクシですが、、



『親』に関して
確実に認識しているのは
違う価値観を持った
『全く別の人間』
と言う事です。



ちょっと外見や仕草が
似てるだけに
中身まで同じ考えって
思いがちです。



いえでも考え方も似てるんです。
と思われるかもしれませんが、
良く似た思考をしたとしても、
それはその人に育てられたからだけです。
 


私は中学生の頃に
『悪』は生まれ持ったものか?
成長段階に生まれてくるものか?
という難しーい課題を
親友のイクミちゃんと
語り合っていました。


真ん中な『善』があって
何層にもなってて〜とか
真っ白なところにポツンと
黒い炭が落ちるように『悪』が
発生するとか、
イロイロ語り合いました。



そして、
赤ちゃんは全くの『善』で
産まれてくる。
そして、
親などの教育で
『悪』を覚える。



その時も今もコレが私の
結論を出しています。
(哲学的にはイロイロあると
思いますが、それはおいておいて)




なぜ、
そういう結論を出すか?というと



私は親から
『ご飯の時に膝を立てたり
膝をつくのは行儀が悪い』
とそれは『悪』と教えられました。




『ご飯は正座して膝をつかずに
食べるもの』と躾けられました。


つまり、それが『善』だと
教育されたのです。




でも、
国によっては
膝を立てて座って
それに膝を乗せるのが
マナー『善』の国もあります。




座る習慣のない
足の長い外国人にとっては
『正座』は『拷問』=『悪』でしか
なかったりします。



何が『善』で良くて
何が『悪』で良くないのか、、
『マナー』と『考え方』は
よく似ていると思います。




親が勘違いしてコレを『悪』と
思い込んでいる事だったしても
子供にはこの『悪』教育します。




その逆もあります。



親が勘違いしてコレを『善』と
思い込んでいる事だったしても
子供にはその『善』を教育します。



私達日本人特有に染み込んでいる
間違った『善』と『悪』の
代表的なものは
『女の子だから〜』
『男の子だから〜』
です。



男女の特性を大切にする
という意味ではとても大切です。



ただ、
『男尊女卑』の思想が
巧妙に入り込んでいます。
 


日本ではついこの前まで
(私の感覚ですが、、)
女性に参政権がなかったって
知らない日本人がいる事に
驚いたりします。



私は子供の頃の食事中には
びっくりした出来事がありました。



『食事中には立ってはいけない』 
というルール『善』がありました。


でも、
私が食事中におかわりに立った時
ルールに厳しい父は
ただ見ているだけで、
『あれ?おかわりなら良いんだ』
と思ったのです。


でも、別の日に
兄がおかわりをしに台所に立つと
父は母にいきなり
『何でお前やってやらんのだ!』
と叱ったのです。



『???母は立っても良いのか?』
少し混乱しましたが黙っていました。




私は子供心に
父は兄の方を好きなんだと思いましたが、
そのうちに私と母は
『女』だからなんだとわかりました。



父は子供の頃から
『男尊女卑』をしっかりと
親から教育されていたので
仕方ありません。



父も『親』から教えられた『善悪』が
そのまま出ただけなのですから。



私は
『女である以上
絶対に男に従わなくてはならない』
というごとを『善』として
『親』から教育されてしまったのです。



なので、
夫に従わない妻は
『悪』なのです。



そんな私は
『自分に夫に従えない気持ちがある事』で
自分が『悪』となり苦しみました。。



カサンドラ症候群になる人の
『根っこ』になるところです。


今はそんな『根っこ』が出てくると
さっさと引っこ抜いてしまえるので
自分で自分を幸せにする事ができます。




あなたは無意識レベルで
何を『悪』としていますか?



それを『悪』だと
認識したのはいつどこで
どんな場面からですか?



それは本当に『悪』かもしれませんが、
もしかしたら、
それは『悪』ではないかもしれません。



もしかしたら、
その『悪』それを教えてくれた人の
勘違いだったかもしれません。



何か『善』で何が『悪』か
自分で判断できる『自分』になる。



それが、
本当の『大人』になる
という事です。



ではまた、
ジュンコ田中でしたウインク