『親の呼び寄せ』〜田中家の目下の課題は・・ | カサンドラ専門セラピーコーチング〜自分らしく生きるヒント〜

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こんにちは
ジュンコ田中です♬


先日12/3のNHKのあさイチのテーマは
『親の呼び寄せ』でした。

半年前に父を亡くしてからの
私の思いを書いてみました。


今年、愛知県の常滑(とこなめ)の父は
食事が取れなく介護状態になったところに
インフルエンザにかかり3ヶ月で亡くなりました。

亡くなる前から母一人での介護は大変なのは目に見えていましたが、私のところへ呼び寄せるなんて事はとても出来るものではありませんでした。

3年程前から50代でまだ若いつもりの私の方が
日進市から常滑までの往復70キロを
多い時は週に4〜5回通っていました。
体力的に経済的にとても大変でした。

父が亡くなってからは、私は母に毎日電話するだけで済む様になり楽になりました。母は父の介護がなくなり寂しそうですが健康的になりひと安心です。

来年には隣に住む兄が定年退職するので母の方は大丈夫そうです。



そこでです、
この問題は私達50代夫婦の問題でもあります。

私達の娘達は二人とも大学から仕事まで東京ベースです。
アスペルガーの長女は今年結婚して都内に家も建てました。
次女も来年4月から大手町が本社の企業に就職します。

一方、愛知県の日進市には住み馴れた持ち家一戸建てがあります。
そこにはアスペルガーの夫とトイプードルのトム君はずっと住んでいて、私は今は東京の娘と一緒のマンションに半分、
日進市に半分住んでいます。

人生100年の今、そんなにすぐには死にません。
残りの人生を考えると56歳57歳の私と夫は
20年後30年後に80歳90歳近くなります。

日進市にこのまま住み続けたとしたら
東京の娘達は私が父が亡くなった時と同じような心配事が多くなる事は間違いありません。

何より父の終末期に『あれもしてあげたい、これもしてあげたい、けど遠い』というのは私にとってとても辛い事でした。

テレビによると、なるべく親が元気なうちの方が、リプレイス(転居)ストレスは乗り越えやすいそうです。


もう子供達も大人なんだから離れてても大丈夫なのに
子供の近くに毎月毎月来ているなんて
『私はなんて過保護な親なんだろう』と思う自分の気持ちはちょっと代わりました。


いつまでも、自分が健康で子供の世話を出来る立場でいられる訳ではありません。

いつか必ずこちらが、
世話をしてもらわなくてはならなくなります。
その時にいかに子供達の負担にならず、
どちらも良い状態でいられるか。。。


夫の定年まで、もう少しありますが先を見据えて
東京移住計画も視野に入れて
いろんなお仕事で行った先でロケハン(現地調査)しています。

夫は浜松私は常滑どちらも海育ちなので
海が近い横浜も良いかなぁって思ったり・・
テニス好きなのでテニス環境が良い
埼玉もいいかなぁって思ったり・・

でも、やっぱりどんな場所よりも
娘の所からスープの冷めない距離が
理想なのかなと思っているところです。

それが、田中家の目下の課題です。
50代の皆さんー
人生100年の時代の後半をどう過ごしますか?

ではまた
ジュンコ田中でした♬