50代からの人生に悩む方に
人生の役に立つ心理学の理論を4つご紹介します。
今日は3つ目、レビンソンの『ライフサイクル論』です。
レビンソンはユングの流れを汲み、
成人期の発達をライフサイクルの四季になぞらえ、
4つの発達期を得て進んでいくとし、
各発達期の間には、過渡期が存在すると考えた
過渡期は通常4ないし5年をかけて、
それまでの生活の基本パターン(生活構造)を根本から見直し修正しなければならない時期を示し、発達期をつなぐ役割を果たす
この生活構造を根本的から見直すことがあるというのはなかなか手強いものになりますね
それぞれ4つの発達期はユングと少し違いますが、ほぼ同じ感じですね。
児童期と青年期(0〜22歳)
成人前期(17〜45歳)
中年期(40〜65歳)
老年期(60歳以降)
レビンソンは成人の4つの発達の中で安定期と過渡期とが交互に現れ進んでいくと考えました。
4つの中にもそれぞれ発達課題があるという事です。
安定期の発達課題は、幾つかの重要な選択を行い、それを中心に生活構造を築き、その中で自分の目標と価値観を追求することです。
過渡期の発達課題は、それまでの生活構造を見直し、自己及び外界を変えるさまざまな可能性を模索し、次の安定期に備えて新しい生活構造の基盤となる重要な選択を行うことです。
どちらの段階でも細かな新しい課題があるという考えは私も共感します。
次回は最後の1人は私が好きなスーパーという人の理論です。
ではまた
ジュンコ田中でした(^^)