こんにちは
トータルメンタルサポート ラポール・ラボの
ジュンコ田中です。
今日は 「発達障害のセルフチェックポイント」をご紹介します
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『発達障害のセルフチェックポイント』
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発達障害の診断は、
行動観察と聞き取り、
心理検査などを通じて医師によって総合的に行われます。
発達障害のほとんどは、
脳波やMRIといった生理学的な検査だけで
診断することはできません。
ここでは参考までです
正式な診断ではないことに注意しましょう。
自己判断はせず、
あくまで気づきのレベルでご活用いただき、
当てはまる項目が多い場合や
気になることがある場合は、
専門機関に相談しましょう。
【セルフチェックポイント】
□ 座って話を聞かなければならない場面で席を立ってしまい、
話を聞いていない、または注意してもおしゃべりがとまらない
□ 流暢な話し方ができる上、
難しいことも知っている場合もあるが、
一方的でコミュニケーションが取れずに孤立しがち
□ 急な予定変更があった場合などに不安感が大きく、
混乱した様子がみられ、パニック状態になってしまう
□ 落ち着きがなく、集中力が持続できないことが多いが、
ひとつのことに没頭し始めると話しかけても反応できない
□ 忘れ物や失くしものが多く、
毎日繰り返していることでも支度ができなかったり、
整理整頓や片づけが極端に苦手
□ 感覚が敏感で、大きな音や揺れが極端に苦手で、
肌触りなどから着たがらない服があったり、手を繋ぎたがらない
□ 舌の感覚や嗅覚、味覚も敏感で偏食
□ 運動の調整や力加減が苦手で乱暴に思われてしまったり、
逆に体がクニャクニャとしている
□ 極端に不器用であったり、筆圧が弱く、
指先がうまく動かせずに大きくなっても食べこぼしが目立つ
□ 同級生に比べて頭の回転が速い場面もあるが、
特定の学習において極端に困難
□ イライラしやすく、感情が高まると、
なかなか興奮を抑えきれずに手が出てしまったり、パニックになる
《子供の場合》
専門外来のある小児科、脳神経小児科、
児童精神科などで行われる。
18歳以上の場合は
一般的に精神科や心療内科で診断す。
各地域の「発達障害者支援センター」に相談をして、
専門の医療機関を紹介してもらう方法をおすすめします。
担当者との相性も大切なので、
納得のいく医療機関を選ぶ。
きちんとした医療機関では、
特性に関連した心理検査や生理学検査、
生育歴の聞き取り、
その人のライフスタイルや困難についての質疑応答など、
しっかりと話を聞いた上で総合的な判断が下されます
障害の種類や重さや症状に個人差が大きく、
個々のニーズにあった療育や支援、投薬ができるところは
まだ少ないのが現状です。