【あなたは何をしたいんですか?】
今日は東京の品川駅の構内で
私が経験したお話をします。
ある日、私は朝の8:20の予約の新幹線に乗らなくてはなりませんでした。
向こうの新幹線改札口に行く為に構内を渡ろうとしました。
でも、通勤ラッシュアワーだったので、一定方向に早足で歩く大勢のスーツ族の人たちの流れが途絶える事なく渡れそうにありませんでした。
田舎者の私はたじろいで立ち止まってしまいました。
私は時間がない中でしたが少し様子を見てみました。
流れは途切れる事がなさそうな事。
川を渡る時のように一旦流れに乗って
少しずつ向こう側に行くのはかえって邪魔になりそうな事。
スーツ族の人達ちには歩きスマホの人はいない事。
そこで私は
「私は何をしたいんだ?」と考え
『あの改札に向かう』と目標を決め、
まっすぐに一定の速度で横切る決心をしました❗️
『誰かに邪魔と怒鳴られるかも・・』
『迷惑って思われるかも・・』
という不安は考えない事にしました。
そして、少し手前から一定の速度で
スタスタと改札口を目指して流れに突っ込みました。
すると、 スーツ族の方達は横からまっすぐ横断している私を、
まるで川にある石を水の流れが避けるかの様に
キレイに避けながら前に進んで行ってくれました。
彼らはきっと予め『横断してくる人がいるな』と
その速度を計算して立ち止まらない程度に
自分の歩行速度調整して前進していてくれたんですね。
結果、私は普通の速度でまっすぐ渡ることができ
すんなりと新幹線改札口に辿りつきました。
予約した席にちゃんと座る事ができ
富士山を愛でることもできました。
↓
品川駅で『あの改札に向かう』という目標を決めたのが
私の『意思』でした。
自分がオドオドして『意志のない何をしたいのかわからない人』になり
オロオロ歩く速度を変えながら渡ったとしたら、
周りの人にとってはこちらの『意思』を読めず
かえって対応出来なくなりぶつかってしまったはずです。
この『意思』を持つという事は
人間関係においてとても重要です。
特に沢山の流れの中に入った時、
よく言う『みんなに合わせる』状態になり、
群衆心理・集団心理にのまれ、
それぞれの『意思』がなくなった時に
かえって人と人はぶつかります。
いろんな勘違いがあります。
自分の『意思』を表明しない=気をつかっている、という勘違い。
自分の『意思』=周りの流れに任せる、という勘違い。
『意思』を持たない=周りに対する『優しさ』、という勘違い。
『意思』を持つ=『我を通す』、という勘違い。
『意思』を持つ=『我を通す』、という勘違い。
あなたは、ちゃんとした自分の『意思』を持っていますか?
自分の『意思』がちゃんとしていないせいで
周りとかみ合わない原因のことが多いです。
それぞれの人がそれぞれの『意思』をちゃんと持ち
そして、それぞれがそれぞれの『意思』を尊重し合う事。
それが、いろんな方向に進んでいる人々が
ぶつかり合わずに済むコツなんです。
それぞれがそれぞれの美しさで咲くバラ
↓
自分は何をしたいのかという『意思』を持つ事を
NLPでは『意図する』と言います。
(『新幹線に乗る』という事も小さな『意図する』です)
『意図』は人生に於いて常に必要です。
それがしっかりしている人が『自分軸』がしっかりして『ブレない人』になれます。
みなさんは自分の人生を『意図』していますか?
『意図』する事でブレない『自分軸』を見つける事ができます。
NLPコーチングではその『自分軸』探しのセッションをしています。
7月前半の東京でのセッションはお休みです。
スケジュールはこちらから
↓