こんにちは
あなたを笑顔にするティンカーベル
junko田中です。
ある年寄りの夫婦
おばあさんが介護しているおじいさんがだんだん食事を取れなくなっている
おばあさんがなんとか食べたせようと思って工夫して作った介護食をおじいさんは
「無理矢理喉に突っ込んでるんだ」と悪態をつきながら食べる。
おばあさんは毎日その言葉に傷つく。。。
それがおばあさんにとってのとっておきの卵かけご飯だったとしても・・
介護でよくあるシーン。
ここに省略・歪曲・一般化のコミュケーションの齟齬があります。
「無理矢理突っ込んでるんだ」の中に省略されている言葉は
せっかく作ってくれたのに・・
食べれない自分が悔しい・・
昔のようにおいしくものを食べたい・・
でも食べれない・・
自分は食べなくてはいけない・・
だから無理矢理喉に突っ込んでも食べなきゃいけない・・
つらいな・・
腹立たしいな・・
「無理矢理突っ込んでるんだ」を一般化すると
不味いものを我慢して食べる。
「無理矢理突っ込んでるんだ」を歪曲すると
お前の作ったものなんか食べれない。
本当のところはわかりません。
でもたった一言で「お前の作ったものなんか不味くて食べられない」と思っているに違いないと言うのは「思い込み」
「うまいうまいと言って食べる事」をゴール設定にしていると「無理矢理突っ込んでるんだ」と言われると傷つくのも当然です。
「食事が喉を通って胃袋に収まる事」をミニゴール
「栄養が少しでも取れる事」をゴールとした場合
「無理矢理突っ込んでるんだ」と言いながらもゴールは達成されたので
「やった飲み込んだ!大成功!」と思えます。
自分で自分のゴールを高いところに設定していると辛くなります。
そして自分の脳を騙します。
「美味しい美味しい」と自分で言って食べましょう。
潜在意識の脳は主語を理解しないので
耳からきいた「美味しい」と言う言葉をきいて満足します。
自分の脳のハードルを下げましょう。