こんにちは
あなたを笑顔にするティンカーベル
junko田中です。
今日は個別カウンセリングを2回させていただいているカサンドラさんAさんのセッション後のメールを、ご本人の了解を得てご紹介させていただきます。
強度のアスペルガーのパートナーとのコミュニケーションに悩み土下座までさせられていた彼女が、2回のセッションで前向きに変化をすることでパートナーの変化に気付いてきている様子が伝わってきます。
まだまだカサンドラ情動剥奪症状が残っていて、ご自身のお気持ちを表現することに躊躇されることも多い方ですがどんどん前向きになられていく姿がとても嬉しいです。
パートナーとの関係は本当に人それぞれです。
以下長文ですが、ご本人の書いたままの文章です。
↓写真は私が挿入しました。
昨晩の主人のこと、続きをちょっと書きたいと思います。
昨日、探し回ってやっと見つけた赤魚でしたが、主人のイメージ通りではなかった(切り身ではなかった)ことの反応が心配だと書きました。結果は案の定、よろしくなかったです…。
形状自体にはそれほど不満はは言わなかったけれど『骨が付いているから食べにくいんだよ』と…。
そう。昔、よく文句を言われたので、もう作らなくなりましたが、鯛のアラを100円とかで見つけると、嬉しくてよく作っていました。そういえば、その時、よく機嫌が悪くなって文句を垂らしていました。
『骨があると食べづらいんだよ』『疲れているから骨を取るのは面倒なんだよ』『疲れている時は簡単に食べれるものにしてくれよ』云々…。
以前は、美味しいと言ってはもらえないばかりか、文句を言われたことに傷つき、理由がただ『面倒くさい』ということに怒り、一生懸命作ったのによくそんなことが言えるのね、と主人の人間性に疑問をもち、一方で、主人の喜ぶものが作ってあげられなかったことに落ち込み反省し…。
もう負の感情がごちゃごちゃの中、「ごめんなさい」とひたすら謝っていました。しかし、少しの反感は顔や語尾に現れていたことでしょう。
しかし、いまはその理由がよーく解ります。
まず、アスペルガー(の疑いのある)の主人は疲れやすく、脳を消耗しやすい(易疲労性ともいいますよね)ということ。
だから、骨を細くとる作業が面倒なこと。また、手先が不器用だから、普通のひと以上に、骨を取る一手間の作業が普通のひと以上に難作業であること…。
あー、しまったーっ!そうだったーー!
と私はこころの中でいい、主人に丁寧に謝りました。主人は、間違って骨を飲み込んじゃったよ、といい、小骨や煮汁をテーブルにはね散らかし、副菜に盛り付けた粒コーンを床に何粒か落としながら、食事を終え、「ごめん、疲れてて拾うパワーがない」と私に訴えました。
『そうだよね、お疲れさま。いいよ、いいよ、私が拾うから。』
今は、怒りや寂しさなどなく、主人に『労わりの心』を持って接することが出来ます。知識があるのと無いのでは、気持ちの持ち方が大違いです。
また、昔は『床に落としてごめん、拾えなくてゴメン』なんて言いませんでした。相手を思いやって謝ることができるようになった主人はだいぶ成長したと思います。前は、私を責めるばかりでしたから。
junkoさんの、今日のブログ、『ヒントは目の前にある』にもある通り、これも「無意識」を「意識」するということに通じることだと思いました。散らかして、ごめんと謝るのは、謝る本人も謝られる側も自動的で当然のことのように思いますが、今まで出来なかった事が出来るようになった変化に、ちゃんと気付いてあげたいと思います。そして、気付いてあげられれば、私も、嬉しい✨ と感動もひとしおです。
ところで、
今日のお昼過ぎに主人からメールがあり、
引き続き、赤ざかな(身は白身、食べやすく、骨少ない)を探してみておいて下さい。(コピペしました)
だそうで、
探して来ました。今日は満足してもらえることでしょう(*^^*)
私はコーチングの『クライアントさんのリソースをガイドして引き出す技術』を使ってカウンセリングを行っているので、お話を伺っているうちにクライアントさんはその悩みの糸口をご自身で見つけられていきます。
その糸口をそっと引っ張る(ここには少しアドバイスを加えます)ことに気づいてもらえば関係性はスルスルとほぐれていきます。
同じ行動・同じセリフを相手がしたとしても、ご自身の受け取り方で自分の言動や気持ちに変化が出てそれが相手の行動に変化を起こします。
こじれた関係のまま大切なことを決めたりせずに、まず関係性を整える。
そんなカウンセリングを行っています。
今後の彼女の変化、アスペルガーのパートナーの変化が期待されます。
これも白身の魚ですね・・
選択肢に入っていたでしょうか?
Aさんの赤魚の煮付けはとても美味しそうですよ(^_−)−☆
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