娘「鏡をたたんでおいてね」
私「は〜い」
娘「私が危ないから・・」
洗面所の鏡は外側を引っ張って三面鏡になるのですが、私はついそのままにしちゃいます。
私は別に散らかしやと言う訳ではないですが、きちんしゃ(常滑弁でなんでもきっちりやる人)でもないです。。
でも多少ガラスが開いていても、私はぶつかったりはしません。
『ドンガラガッシャ〜ン』
となることが多いADHD&アスペルガー娘。
アスペルガーは体感覚(車で言うと車両感覚)が苦手なので油断するとあちこちにぶつかります。
娘が『ドンガラガッシャ〜ン』となった時、かつての私は
「あ〜私が鏡を閉めなかったからだ・・」と自分を責めました。
遅刻も、忘れ物も、お友達とのトラブルも・・・・
全部私が先に手を回してなんとかしておかなかったからだ・・・
と思って自分を責めていました。
夫の遅刻や、忘れ物もそうでした。
世間に迷惑をかけないように、一生懸命でした。
「娘や夫が起こすトラブルは私の責任」
それを予防しようとすることが「ストレス」でした。
でも、それは実は
「お母さんは何してるの?」
「奥さんは旦那さんにあんなことさせて・・」
と思われるのが嫌だったという「自分を守りたい」という気持ちからだったんです。
今はそんな『ビリーフ(思い込み)』をスキルで消し去りました。
そして自然に
「彼らが起こすトラブルは彼らの責任」と思えるようになりました。
彼らを一人の人間として、まず私が認めないことには、彼らも成長することができなくなります。
娘は療育もしてきたので、「鏡をたたんでおいてね、私が危ないから・・」と言えるようになりました。
「自分がやるかもしれないことを、自分から周りに警告すること」がアスペルガーが周りに受け入れられる第一歩だと思います。
我が家では、ここには書けないようなとんでもないことを彼らはいっぱいしてくれます。(具体的にお聞きになりたい方はjunkoのセミナーへどうぞ)
私はスキルを使うことで「地震が来るかもしれない」といつもビクビクしてるよりも、ある程度の覚悟と用意をして備えておけるようになりました。
『ドンガラガッシャ〜ン』となったら
まずは怪我の確認
それから掃除
それから修理
それからそれらに必要なお金の手配
「あ〜またやった〜(;゜0゜)」という
イライラするストレスはなく
淡々と作業をできるようになり
気持ちが軽くなり
他の楽しいことができるようになりました。
自分がアスペルガーだって、
家族がアスペルガーだって
楽しく生き生きと暮らしていくことができます♬
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