お裾分け | カサンドラ専門セラピーコーチング〜自分らしく生きるヒント〜

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心のネタNO26
【お裾分け】

今日は電車の中で席を譲るお話です。



私は、先日電車に乗って座っていた時に乗り換え案内を携帯で調べるのに夢中で、はっと気がつくと目の前にお年寄りが辛そうに立っていました。

もう何駅も前からそのお年寄りは乗っていたみたいでした。

私は気づいた瞬間にとっさに
「おかけになりますか?」
と言って立ち上がりました。

すると彼女はとても感じの良い方なんですが
「どうもすいません、前に立ってしまって・・」
と何度も謝りながら座りました。

「私は私は大丈夫ですよ、こちらこそ携帯に夢中でずっと気がつかなくてすいませんでした・・」
と言いましたが、また何度も
「すいません、すいません」
と申し訳なさそうに、おっしゃいました。

車内がすいてきて向かい側の席に私が座ると向こうからまた「すいません」と・・

そして、彼女が「すいません」とおっしゃっりながら降りるまで、何か居心地が悪い感じがしました。

私は何か彼女に悪い事をしてしまった様な気持ちになりました。

『お年寄りにはいつも席を譲る』と言う私の『ビリーフ』が少し揺らいだ気がしました。





彼女はとても良い方だったと思うのですが、きっとあまり譲って貰った事がなかったのかもしれませんね。


皆さんも席を譲った時にいろんな経験をされていると思います。






電車やバスでお年寄りに席を譲ることができるには以下の③つの条件が必要です


①心の動き(心理)
立っているお年寄りが『辛そうだな大変だな』
と人の気持ちを想う心


②思考(ビリーフに基づく)
目の前のお年寄りと座っている自分が変わってあげることが、このお年寄りにとって良い事であると思う事。


③行動
実際に立ち上がってそのお年寄りに声をかけて座らせてあげる事。(練習が必要かも)


(その他の大前提)
○環境・能力
電車やバスに乗って、目の前に辛そうねお年寄りが立っている事。
自分がこの後、立って電車に乗っていける身体的な状態である事。


みんなお年寄り席を譲ろうと思った時に
もしかして・・・って思う時は過去の経験などから②が引っかかる時ですね。



もし、譲られた側が「ありがとう」
と笑顔で言って座ってくれたら譲った側も良い気持ち(ストローク)をもらえます。

つい使ってしまう「すいません」は実は相手に負のストローク(ディスカウント)を投げているんです。

ディスカウントが続くとビリーフは揺るぎます。




誰でも譲ってもらいたい立場になったり、お年寄りになったりします。

(お年寄りと見られて初めて席を譲られる時はショックかもしれませんね・・)

そんな時に、譲ってくれた人の気持ちを考えて心から
「ありがとう」
と言ってあげましょう。


譲ってくれた人だけでなく、それを聞いている車内の人みんなに良いストロークをあげられます。


袖触れ合うも多少の縁、幸せのお裾分けをしましょう🎵





あなたを笑顔にするお手伝いをします。

ラポール・ラボ junko 田中 でしたo(^_-)O