【ロバを売りに行きましょう】
今日のお話はちょっと前にツイッターで話題になったイソップの『ロバと夫婦』です。
お話はこんな感じ・・
ある夫婦が市場にロバを売りに行こうとしています。
奥さんをロバに乗せて旦那さんがロバを引いていると『旦那を歩かせて自分だけロバに乗ってるなんて、女のくせになんて妻だ❗️』と批判されました。
ではと、旦那さんをロバに乗せて奥さんが引いていたら『女性を歩かせるなんて、男尊女卑だ、なんて旦那だ❗️』と、批判されました。
それならと、夫婦で乗ったら『ロバがかわいそうだ、動物虐待だ❗️』と・・
じゃあ仕方ないと2人でロバを引いて歩いていたら『あいつらはロバの使本来のい方を知らない❗️』
っていったいどうすりゃいいいの?ってなるお話。
現代ではこれに、ロバを食べるとか、ロバが神様だとか、ロバを教育するとか・・まだまだパターンは広がりますよね(^^;;
このお話の教訓は『全ての人を納得させる事は出来ない』というお話として良く扱われます。
でも、ちょっと待って下さい。
このお話、夫婦が『周りに合わせられなくなる所』が問題ではなく、夫婦にとっては関係ない周りの人達が、『自分達の価値観を押し付けてきている所』が問題ですよね。
これって、家庭の事で例えるとこんな感じになります。
旦那さんが働いて奥さんが家に居て子供達の世話をする。
奥さんが働いて旦那さんが家に居て子供達の世話をする。
夫婦で働いて子供を預ける。
どちらも働かないで子供を育てられない。
こちらも、まだまだいろいろなパターンがありますよね。
貧しい家庭
お金持ちの家庭
外国人の家庭、などなど
でも、全ての人が批判したり、全ての人が賛同したりするというパターンはイソップが言う通りありません。
大事な事は、ロバと夫婦はもともとは『ロバを市場に売りに行く』という目的でした。
それが、周りの意見に合わせる事が目的にすり替わっています。
家庭でも人でも、それがどんな形であれその人達自身が幸せと感じる事が大事な目的なんです。
人を批判する前に、人に批判された時に、『ロバを売りに行くんだ』と言う事を思い出して下さいね~(*^^*)
え、『ウチの家庭はロバを飼ってない』とか言わないで下さいね~o(^_-)O
あなたを笑顔にするお手伝いをします。
の
ラポール・ラボの junko田中 でした