『夢は自宅以外にアトリエを持つこと。』
なんて…
そういえば随分前のブログに書いてたなぁ。。
それが、本当はもうすぐそこまで実現しかかっていたのだけれど…
実はこの度
契約の直前に
『アトリエを借りない』という決意をしました。
いろいろと悩みました。
物件が、築年数が相当古くて、傷みが激しく訳あり物件だったということも理由の一つですが、
一番は家族のため。
子ども達のため。
『外に出て働かない』という選択が、今の私にとっては最善の策だと思ったのです。
転校して新学期が始まった子ども達は、
やはりまだ何かと不慣れな時期で、
下の子は毎朝ポロポロポロポロ涙をこぼしながら起きてきます。
『ママ、なんで学校って行かなくちゃいけないの?』と、悲しげに問いかけてきます。
つい最近までは、全くそんな素振りすら見せなかった天真爛漫な子なので、ここにきてちょっとつまづいているようです。
上の子は、転校と同時に新しい塾も始まり、お弁当を持って夜遅くまで勉強してくるので、学校でも塾でも、慣れない疲れが出てきているようです。
私も毎回送り迎えで、かなりきついです。
上の子は、学校から帰ってくると毎日お友達と飛び出すように遊びに行っていた子でしたが、ここに来てまだそんな友達はできていないようで、家ではポツンと一人でカードを並べたりして遊んでいます。
私はそんな子供達を、出来るだけ近くで見守って、寄り添っていてあげたいと、引越ししてから強く思うようになりました。
『ただいま』と帰ってきた時に
『お帰り』と言って迎えてあげたい。
お腹を空かせて帰ってくる我が子に、温かいご飯を作ってあげたい。
学校が始まってこの1週間、体が3つあったら、と思うようなハードすぎる毎日で、
私自身も、できることの限界を感じるようになりました。
そして、
アトリエを借りない
外に出て働かない
仕事場との往復をしない
この選択をすることに、迷いはありませんでした。
私にとって、一番大切なのは家族。
家族がちゃんと見えるところだからこそ
仕事にも集中できる。
当たり前のようで、見落としていた大切なことでした。
新しいアトリエを楽しみに待っていてくださった方がいらっしゃいましたら、残念なお知らせになってしまったかもしれません。
ごめんなさい。
でもこれは決して、ステンドグラスのアトリエをやめるということではありません。
HAKUは、これまでどおり、また自宅アトリエとして、ステンドグラス製作とお教室の活動を続けていきます。
幸い、仙台の時の自宅アトリエよりも広い部屋です。
これは、仙台にいるパパに本当に感謝しなくてはいけないのですが、2階の一番広い部屋をアトリエ部屋に使っていいよ、と快く電話で承諾してくれました。
理解のある旦那に、いつも助けられています。
さあ、そうと決めたら即行動の私は、
早速アトリエ部屋のリフォームに取り掛かりました、
ガラス置き場を作るのに、上のデッドスペースに上棚を作ります。
レールの位置を決めて
これで歪みも防いで強度もバッチリのようです。
パパ、書斎潰しちゃって、ごめんね。
DIYは続きます…