引越し経験が14回目の私でも
今回の引越しだけは、何やらいつもと様子が違う、と感じています。
そう、私、今年はいわゆる、『引越し難民』。
ニュースでも話題になっているらしいですね。
今年からなのか、数年前からなのかは分からないけど、この時期、春の超繁忙期の引越し希望は、2か月以上前に電話をしても、断られます(´⊙ω⊙`) 。
見積りにさえ来てくれません。
電話をかけまくって、ようやく何社か来てくれたけど、後日伝えられた見積りは、目ん玉飛び出るくらいのすんごい額。
ある業者さんなんかは私のアトリエ部屋を見て、
『これは…普通の引越しでは対応できませんね。美術品扱いになります。』
と言って、美術品担当者が提示した見積り額は、なんと100万越え(´⊙ω⊙`)
まさか…頼みませんでしたけどね。
何やらブラックな引越業界に労働基準局が待ったを出したみたいで、繁忙期に各社が引き受けられる引越し件数に制限がかかったんだとか。
法人の引越しが先に枠をバッチリ抑えてしまって、個人がこの時期引越しするのはなかなか厳しい状況みたいなんです。
そして我が家も、例にもれず。
受けてもらえるところでも、60万、70万、80万…😳
苦肉の索で選んだ唯一の方法が
まず先に、子供と私だけが、ヤマト運輸の単身パックでお引越しをし、本当の家具家電のお引越しは1か月先に時期をずらしてする、というもの。
このヤマトの単身パックは、コンテナを宅配運送の積荷と一緒に混載で輸送してくれるという、お手頃なサービス。
これだと、この時期でも受けていただけたんです。
ただ、この単身パック、『おまかせらくらくパック』みたいな引越しと違って、タンスの中から衣装ケースの中から、ぜ〜んぶダンボールに移し替えなくておかなくてはいけないんです。
宅配と同じですからね。
移動中に引き出しが空いちゃったりする危険があるので、全部出さなきゃいけないそうなんです。
いやー、大変だ😳
そして、ガラス‼︎‼︎
ガラス関係は単身パックで送れるような代物ではないし、引越したらすぐにまた製作に取り掛からなければいけないので、1か月先の本番の引越しを待っている余裕もないわけです。
なので、単身パックよりも何よりも先に、ガラスの引越しを自分達でしなくてはいけないんですね。
これはもう、気が狂いそうでしたよ。
なんとか今朝、旦那さんにバンいっぱいのガラスを託して、無事に埼玉に輸送してもらえましたけどね、
私も旦那さんも、腕はパンパン、腰は痛いわ、足はガクガクだわ、忙しすぎて頭クラクラするわで、
『引越してこんなに大変だったっけ?』て、本当、生まれて初めて『引越し、辛い』って思ってしまいました。
今度アトリエを移転する時がもしも来たとしたら、本当もう恐怖しかありません。
でも悪いことばかりではなく、引越しはやっぱり身辺整理、物の整理には最高のチャンス!
あっちにこっちに、年を追うごとにぐちゃぐちゃになってきていたアトリエ部屋の小物達が、この機会にスッキリ整理整頓できました。
単身パックで送る、身の回りの最低限必要な物も、だいぶまとまってきました。
朝起きた瞬間から夜、思考が回らなくなるくらいまでは、ずっと働き続けてます。
ちょっと不純な動機の為に(笑。
それはね、最後の週末(イコール 引越しの前日という日)に、山形に遊びに行きたいんです。
昔、住んでいた場所に。
あの頃小さかった子供達といつも遊びに出かけた蔵王に。
どうしても最後に行きたいんです。
でも、それも叶わないかもなぁ…この調子じゃ😭
はぁ、引越しって、ほんと大変。