こんにちは。
グラスアトリエHAKUのkaoriです。
今週のレッスンで使うキット用に
ガラスをカットしていたのですが、
ちょうど最後の一ピース分だけガラスが取れない。
仕方ないので、大判から切り出すことに。
普通に考えたら、下図のように
型紙ラインの延長でそのまま
赤ライン上を、定規を使ってカットしますよね。
でも茶色の斜線の部分、
捨てガラスになってしまいます。
いつか何かのピースには使えるんでしょうが
鋭角で面積も小さく
使える用途に限りがありそう。
もったいない。
そこで
今回は型紙のライン通りに
ガラスを切り出してみます。
と言ってはみたものの、
失敗したら嫌なので
ちょっと逃げ腰なラインでカットします。笑
これくらいのラインで。
赤ライン上にカッターのスコアをいれます。
この時、緑の丸の部分
気をつけてね。
スコアが入ったらマルトリンヌハンマーで
下図のように1から順に左右交互に叩いて
スコアにヒビがはいったのを確認しながら
少しずつつなげていきます。
すこ~しずつですよ~!
力余ると、ピキーとあらぬ方向に
ガラスが割れてしまいます。
完成です。
捨てガラスは最小限に抑えられました*\(^o^)/*
今回はリスクを避け、二度切りしましたが
型紙のライン通りに
ほぼ直角にガラスを割り出すことも可能です。
凹の部分が必要な時は、
切り落とす方のガラスに補助線を何本か入れて
少しずつ割とっていくと
さらに成功の確率が上がるでしょう。
(その場合の補助線の入れ方などは
ちょっと説明が長くなるので
また機会があった時にでも。。)
マルトリンヌハンマーは
苦手意識を持たれる方も多いのですが
今回のような使い方や
曲線の割り出しにとても役に立ちます。
ぜひ挑戦してみてくださいね。