こんばんは。
グラスアトリエHAKUのkaoriです。


このブログを見て下さっている方は
どんな方が多いのかな?


・ステンドグラスや作家物を見るのが好きな方
・キラキラが好きなハンドメイド作家さん
・ステンド教室を探している方
・趣味でステンドを作っている方
・同業者さん

???


検索ワードなんかを見ていると

ステンドグラスを今作っている方
これから作ってみたい方

そんな方も多いようなので、
私なりに何かお役に立てるように
ブログにはたまにステンドの技術的なことも
書いたりしています。


例えば、

ハンダ付けをしていて皆様苦労するのが
いかに滑らかにハンダラインを
シワなく美しく整えるかということ。


ステンドグラスの仕上がりの違いは
このハンダラインの滑らかさにある
と私は思います。


中国産などの安価なステンドグラスを
近くで見ると
ハンダの量が圧倒的に足りない。

本来、ハンダは
かまぼこ状にプックリ盛られた形が美しいんです。

そして
ガサガサ、ヨレヨレ、シワシワだったりして
艶もなくパサついた感じのハンダライン。

これはもうまさに、
おばあちゃんみたいな感じですね(^^;;


では、
ハンダをいかにシワなく整えていくか。


そうですね、
コツとしては

■ペーストもしくはフラックスをマメに塗る
■ハンダは自分が思っている以上に多めに足してみる。
 表面張力の力がうまく働きます。
■逆に多すぎてラインからはみ出るなと感じた時は
コテで払うようにそぎ落とす。
特に、細いラインの時は、多すぎると逆にうまくハンダが整いません。
■熱の記憶をあまり与えない。
つまり、同じところを何度も何度もいじくらない。
これは結構大事かもしれませんね。


それで、シワのないプックリかまぼこ状の
滑らかなハンダラインが生まれれば
作品の品も格段に上がるでしょう。


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口で説明しても
なかなか私もうまく伝えられないのですが


ハンダ付けは慣れです。
やればやるほど、誰でも必ず上達しますので

是非ハンダとお友達になってみてください。笑

水と同じです。
低いところ低いところに流れていく。

そんな感じですかね