ステンドグラスアートスクールプロ養成所時代の、集大成の作品ですキラキラ
習作、聖カタリナ像。卒業生の方なら誰でも知っている絵付け作品です。

一枚のピースを仕上げるのに、グリザイユで線書きをし焼成し、少しずつ影を描いては焼成し、シルバーステインで着色をし焼成し…と、一枚につき5、6回(7、8回?忘れちゃいました(@_@;))は釜の中で焼成をしたでしょうか。気の遠くなるような作業でした○| ̄|_

何年も我が家の押入れの片隅に段ボールにくるまれ眠っていました。
光を通してみると、当時の思い出や恩師、一緒に頑張っていた仲間のことを思い出します。







意外と知られていないのですが、ステンドグラスの『stained 』というのは本来『さびた、染められた』という意味で、stained glassは仏語の『Vitrail (焼き付けられたガラス)』、つまり絵付けされたものを意味しています。

Jean Lafond の定義によると、ステンドグラスとは、『色ガラス(板ガラス)に絵付けが施されているもの(図像が表現されたもの)が、焼成され鉛桟で組み立てられているもの(=Vitrail)』 であるのです。

現代、一般に認識されているステンドグラスとは随分違いますよね。