祖父が他界して二日目。

ずっと一緒にいて、ずっと手を握って過ごしたこの一週間。

みんなに囲まれて、おじいちゃんの大好きだった炭坑節を娘4人が大合唱して歌い終わった本当にその直後に息を引き取りました。
みんなが病室を後にして、最後におじいちゃんの顔を覗きこんだその時、おじいちゃんの目頭にほんの少しの涙がたまっているのを最後に気付いてあげられて良かった。

もう意識もなく、涙も出なかったはずのおじいちゃんなのに、ちゃんと聞こえていたんだね。人の最期とは何と凄いものかとまざまざと見せつけられ、人はこうやって命の終わりを迎えるのかということを、この目でこの心でしっかりと受け止めたこの一週間でした。

おじいちゃん、ありがとう。
今頃大好きなおばあちゃんに会えているのかな。
懐かしいみんなに囲まれてゆっくりするんだよ。