はじまり | 後腹膜脂肪肉腫になって

後腹膜脂肪肉腫になって

2019年9月後腹膜脂肪肉腫。腫瘍と右腎・右副腎摘出
2021年7月腸間膜に再発?
2022年8月肺転移
2022年10月腸間膜の腫瘍摘出
2023年6月肺の腫瘍切除
発病からの記録をまとめるためにブログを始めました

2019年3月上旬



毎年恒例となっている胃の内視鏡検査の結果を聞きにT内視鏡クリニックへ行きました。

この時、オプションで腹部・頸部エコー検査も受けていたので、その結果が少し気になっていました。

というのは、毎年受けている人間ドックの腹部エコー検査に疑問があったからです。



2012年〜2014年、U健診センターの人間ドックで右腎に血管筋脂肪腫疑い(6~10mm)と言われました。そこで2015年からはエコー検査に定評があり検査結果の説明が丁寧なK検診センターのドックに変えました。

でも、それ以降腎臓に異常を指摘されることはありませんでした。



呼ばれて診察室に入るとT医師が検査結果を説明し始めました。


「胃については軽度の萎縮性胃炎なので継続して経過観察して下さい。腹部エコーの結果ですが、、」


と言った後ひと呼吸置いて、


「あなたのはすべて大きいのです。肝臓には4〜5cmの腫瘍のようなものと8cm位の嚢胞状のものがいくつか、腎臓には10cm以上の腫瘍のようなものがありました。これは大きな病院での精密検査をお勧めします。A大学病院かB大学病院を紹介できます」


とゆっくりと静かな声で言われました。


やっぱり、、、ちょっと変だと思ってたのよね。

下っ腹が出ているのは仕方がないとして、このところ胸のすぐ下あたりから妙に出っぱってきていたのが気になっていたのです。


A大学病院よりも自宅に近いB大学病院を紹介してもらいました。




これが始まりでした。