はじめまして。
心理カウンセラーの 斧澤実希(おのざわ みき)です。

自分に自信が無い
自分に対する他人からの評価がきになる
自分を好きになれない
自己肯定感・自分軸がもてない
これらの理由で悩んでいる方に
自分の土台となる「自己受容」を知って頂き
1人でも多くの人が自己受容でき
自分の人生を軽やかに歩める
そのお手伝いができればと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
「自己受容」ってなに?
自己肯定感や自分軸は聞いたことあるけど
自己受容は知らないなぁ。。
と思う人も多いかも知れません。
自己受容とは簡単に言うと
「ありのままの自分を受入れる」ことです。
自分を受入れるとはどういうことか、もう少し説明すると
人から褒められたり自慢できるポジティブな自分と
劣等感や恥ずかしいと感じるポンコツでネガティブな自分を
両方「自分だよね」と認めることです。
どんな自分も「自分」と認めているので
周囲の目を気にしたり、人と比べることがない。
自分の気持ちと考えが一致している
自分の気持ちを大切にして生きている
そう感じられることで、自分の基礎(土台)が
段々とできてくるのです。
人はポジティブな自分は受け入れることができるけれど
ネガティブな自分は受け入れることが辛いですよね。
例えば、自分は水泳が得意で
インターハイに出場したことがあるし
大学は有名大学卒だし、大手企業に就職もできた。
こういった事実は自分として受け入れやすいですよね。
その反面
恋人ができた友達に嫉妬している自分
出世を越されて同僚を恨んでいる自分
上司に理解されないと感じている寂しい自分
自分は愛されない、価値のない人間だと思う自分
人には言えないドロドロの感情を抱えている自分
最低だと感じている感情を、自分の中に見つけたとき
これも自分なんだと受け入れることは難しい。
さらに、自分に自信が持てないと他人の評価に振り回されたり
自分と他人を比べて落ち込んだり
周囲の評価や環境によって振り回されてしまう。
自分に軸がもてないので自分の判断に自信が持てず
「これでいいの?これが正解?」と不安になり
結局、いつも周囲に合わせてしまう。
私もそうでした。
ここで私の黒歴史を少しお話しますと
過去の私は自分の事が「大嫌い」でした。
学生の頃はまだそんなに自分を嫌いじゃなかったけれど
社会人になってから嫌いが加速しました。
それは、他者と自分を比べてコンプレックスを持つようになったから。。。
私は、他者と比べると
「理解力がない・覚えが悪い」と感じていたので
「あいつは仕事が出来ない」と思われないか
内心恐れを感じながら勤めていました。
なので会議の際、内容が理解できず
話についていけないときも
同僚に「今のわからないから教えて」と
素直に聞けませんでした。
スキルを身につけようと
資格試験にもチャレンジしましたが
同僚が一発合格する試験にも、
私は3回挑戦して合格するありさま。
同僚と同じ資格を取っても、私はバカだから
3倍受験料をかけないと合格できない。
理解力も物覚えも悪く、
なんて自分は恥ずかしい人間なんだろう。
自分は本当に何をやってもダメな人間なんだと
落ち込まない日はないくらい、自分が嫌いでした。

そして、決定的なことがおこります。
なんと!
仕事の売り上げをミスしてしまったのです!!
今月売り上げる注文を、来月分として処理してしまいました!
しかも大金!!
どれだけ大金かというと、当時の私の年収でいえば4年分!!
血の気が引きました。。。目の前が真っ暗になりました。
手足が冷たくなって、心臓の音がバクバクとめっちゃ大きく聞こえて。。。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう!!!!
会社員の方ならこのミスがあかんミスだとお判りかと。。。
今月入る予定のお金が入らないんですよ。
しかも年収4年分と同じ金額。
ご家庭だったら、今月もらえるはずの旦那の給与が
来月になったんですよ!
そりゃ困りますよね!!
当然、会社も困りますよ!!
もう、どこかに消えてしまいたい。
いっそ死にたい。
で、私、どうしたと思いますか?
そう、たえきれず失踪しました。。。。
はぁ!?
って、ちがーーーう!!
開き直りました!!
(えっ?自分が悪いのに??)
はい、自分が悪いのに開き直りました!
どんなに泣こうが、わめこうか、逃げようが、
事実は変わらない!
仕事ができなくて
ミスも多くて
理解力もなくて
ポンコツじゃん!!
でも、それが自分だ!!ポンコツ上等!!
ポンコツな自分を開き直って認めたんです!
腹をくくれば、上司に相談することが出来ました。
早めに相談したことで会社としての対処もでき、
上司は始末書を書かされる羽目になりましたが
私が想像したよりは問題は小さく済みました。
(当時の上司は始末書かかされてるけどね?)
このことがきっかけで、私は
自分が認めたくない自分の一部
仕事が出来なくて
ミスも多くて
理解力もなくて
ポンコツ!
「ありのままの自分」を受入れることが
できたのです。
それと同時に、勇気をもって隠さずに上司に相談できた
「誠実な自分」も受け入れることが出来ました。

私の経験による簡単なたとえになりましたが
「人から褒められたり自慢できるポジティブな自分」と
「劣等感や恥ずかしいと感じるポンコツでネガティブな自分」を
両方「自分だよね」と認めることができる。
自分を認めるのに何の条件付けもしない
「あるがままの自分」を受け入れる
どんな自分も「自分」と認めているので
周囲の目を気にしたり、人と比べることがない。
自分の気持ちと考えが一致している
自分の気持ちを大切にして生きている
自分の基礎(土台)ができることが
「自己受容している」という事です。
自己受容ができると、自分軸が持てるようになり、
自己肯定感も持てるようになります。
(このこともこれからブログで書いていこうと思います。)
簡単な説明ですが、自己受容とは何なのか
なんとなくでもおわかり頂けたら嬉しいです。
そして、これからもブログでさらに
自己受容の大切さをお伝えしていけたらと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。