クライアントさんというか、
同い年なんですが一緒にいると私が
母のような気持ちになる方。
母のような同志のような。
起業コンサルタント& 一級建築士 &投資アドバイザー
(…本人はご自身を「整理する人」と自認してらした)
お付き合いは、かれこれ4年近くになります。
彼女からは、お母様の同行ショッピングを
ご依頼いただいたり
一緒にセミナーをしたり色々な関わりを
させていただいてます。
私が片付けサポートを依頼した半年間もあり、
濃い付き合い。
(だと思うけど会う頻度は年に2回くらい)
今回は、
彼女がゴージャスな指輪を買おうとしている
投稿を見て、
「それより、こっちじゃない?」
とメッセージしたことから、
「指輪選び同行して下さーい」と、なりました。
元々ご本人が選んでたのはハイジュエリー
「なんでなの?」と訊ねたら、お父様の七回忌の前に記念になるものを、とのお答え。
お父様が突然亡くなったことは、彼女が「後悔なく生きよう」と思うきっかけになったと話を聞いていて感じる。
知識として「後悔ないように生きるようにしないとね」ではなく体感したのだと思う。
今日までに下見して、FREDがいいかなと当たりをつけたが、故人を偲び記念で買うなら、この先連れ添ってゆくわけで。
どんな未来を今拝藤チサト は夢みているんだろう?
とzoomでビジョンや現状を尋ねたり。
先日、東京で開催されたクルーズ会
何か物を選ぶ時に同行するにあたって、
本人が何を見ているか?
視線の先に何があるのか
を一緒に見る。
事前に聞く。
実際に売り場に出るとあまりにたくさん
あって迷ってしまうから。
これも可愛かった!
お父さんは、何が好きだったのか?
どんな人だったのか?
思い出を少しだけ、聞かせてもらった。
生きていたら、どれを選ぶかなあ。
と話しながら百貨店の未来やインテリアや
日本人についてもワイワイ言いながら、
回った。
立派な人だなあと思った。
生きていたら父がしてくれたであろうことを、
自分にする。
中々できるもんじゃない。
私も含め発信をしていたりコンサルタントを
しているとズバッと言わなきゃいけない時がある。
怖いと言われたりする。
もはや怖いと言われたくらいでは、
傷つきはしないけど、
悲しいことも傷つくこともある。
だけど、それを内省し自分で昇華させて
前を向くのが早いのだと思う。
ひとしきり、回ってランチはブルガリカフェ。
ハイジュエリーの世界は人も空間も味わい深い。
カラッとした冬の晴れた日のような
真夏の海辺の日陰のような(どんなんや)
不器用で真っ直ぐで
勢いがある(無自覚)
天然で、何より鷹揚さが彼女らしいと
やっぱり思う。
悩んでいるときに10年後のビジョンを聞いてみた。
「細かいことはいいから、みんなが幸せになるといい」
多分「みんな」には建造物も入っているのだと思う。
大事な時間に同行させてくれて
ありがとう!