






昨日、ツル茶ん3階の「レトロ見聞館」を模様替えしました。
まずは展示コ―ナ-全景。
左のテ-ブルと、真ん中のイスは、中央に掲げてある「昭和初期のクリスマス」のシャシンに写っているものです。
赤ちゃんを抱いているのが「初代」赤ちゃんが「二代目」です、当時のボウイさんたちとクリスマスツリ-の前で。
二枚目の軍艦模型は三菱造船所で建造され先の大戦で武運長久の艦としてレイテ海戦も生き残った重巡洋艦「鳥海」最近竣工された海自のイ-ジス艦「ちょうかい」の先輩の当たる艦です。この模型なんと木材からのフルスクラッチ、凄く細かい造作でなんと手すりまであります。うちの初代の数多くの趣味のひとつです。
三枚目は、創業当時の蓄音機で、初代{手回し・右側}と二代目{電気式}です。祖父は長崎ではじめてBGMなるものを流したと自慢しておりました。音楽は「洋楽」のみ、当時の祖父のこだわりがうかがえます。
四枚目は、「長崎風ミルクセ-キ」をもう90年ほど作り続けていた銅製ミルクセ-キボウル{当時はこういう器具も少なく、これは特別注文のワンオフだそうです}
最近まで現役で頑張っておりました。わきにあるのは、アイスクリ-ムカップやデッシャ、ミルクピッチャ-などです。
五枚目は創業当時の電話機、ダイヤルがなく交換台につなげてもらうタイプ。
当店は長崎では二けた内で設置されたらしいです。やはりサロン的志向が強く、連絡場所としても愛好されたようです。
六枚目は、祖父が使っていた英文タイプライタ-に祖母がつかっていたミシン、
このミシンでコ-ヒ-用の「ネルドリップ袋」などを縫っていたようです。
最後はやはり祖父の趣味の一つシャシン機です。祖父は他にも、「マッチのラベル」を収集したり、「バイオリン」も弾いておりました。実に多趣味でした。