日本の大衆料理 | 九州最古の喫茶店。ツル茶んのマスタ-のブログ

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創業大正14年、九州、長崎の喫茶レストラン「ツル茶ん」の三代目マスタ-のブログです。姉妹店ヴィンランドも含め、長崎の魅力発信、マスタ-の個人的趣味など、掲載してゆきます。
長崎名物。「トルコライス」や「元祖、長崎風ミルクセ—キ」が大人気。

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日本の大衆料理。
かつて、「マクドナルド」はアメリカの食文化を日本に紹介し、かの藤田田社長は、日本の食文化を、日本人の体格を、変えてみせるとおっしゃっていました。
それはおおよそ達成できたのかもしれません。{余談ですが私の息子、中学一年生は、12才にして180cmを超え、私の背丈183cmを追い抜きそうです。足のサイズは30cm{笑}}
ところが、近年、マックはそれまで一人勝ちしていた外食産業のトップの地位を、日本食の勇「どんぶり」を擁した「すきや」、に譲ることとなりました。
いまや、日本の大衆料理「カレ-ライス」「ラ-メン」「うどん」などが世界へ進出、席巻し始めています。かつて世界における日本食と言えば「すし、さしみ、天ぷら、照り焼きステ-キ、すきやき」が定番でどちらかと言えば高級料理で一部の方々のお口に入るだけでした。
この大衆料理である「カレ-ライス、ラ-メン、うどん」が進出を始めているというこの現状は、かつてマックが日本進出、食文化の伝道を始めていたころの逆パタ-ンと言ってもいいかもしれません。
大衆料理、というところが「キモ」といえます。そして面白いことに、「カレ-ライス、ラ-メン」は日本オリジナルではなく日本風アレンジと言うことです。
アメリカ文化の象徴の一つ「ディズ二-」に「ク-ルジャパン」は挑み、もはやしのぐ勢いです。かつて日本がアメリカ文化を受け入れてきたように、今や世界へ日本文化が浸透しつつある。世界は日本文化を理解してくれるようになりつつあるのか、食文化でも同じことが言え、最近のお客様は日本語もお上手で、日本が好きで、お食事のあとの笑顔をいただく度に、喜びとともに身の引き締まる思いです。 新参者でありながら、長文失礼しました。  
PS実は僕は25年ほど前マックの社員をしておりました{笑}
PS2、最近聞いたところでは、「台湾」にも「トルコライス」を出すお店が出現したそうです。なんか、凄く嬉しい!