
「鶴」が羽をひろげた冠に「茶」の顔、
大正十四年創業時、名前を付けるにあたっては、
当時の長崎県知事ほか、名士が集まって鳩首会議。
長崎港が、その美しさから「鶴の港」と呼ばれるのに
ちなんで、「ツル」。喫茶の「茶」をとって「ツル茶ん」
と名づけられました。
ちなみに、長崎県のマ-クも、「鶴」を形どったものです。
その字体も面白く、日本語のカタカナ、漢字、ひらがなを
全部使い、そのデザインは、英語の筆記体のようです。
ピエロのようなマ-クは、
80周年の記事で載せた写真の大きな木彫りのエンブレムが残され、
これは、「ツル茶んヒストリ-」の最初の、創業当時の写真では
店頭に掲げられています。