クラシックを云う勿れ14 | 音楽って素敵 ₍₍¶(ू⁄›˅̮‹ू∖)⁋₎₎ ♪♬

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クラシック音楽のコンサートなどなど拙い文章ですが、気侭に綴っています♪

今宵の一枚(箱物)はこれ。

アンドリス・ネルソンス指揮の新譜です。



リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
CD 1 – ボストン交響楽団
1-22 アルプス交響曲 TrV 233(作品64)
23 歌劇《影のない女》による交響的幻想曲 TrV 234a
CD 2 – ボストン交響楽団
1-14 交響詩《ドン・キホーテ》 TrV 184(作品35)
ヨーヨー・マ(チェロ)
スティーヴン・アンセル(ヴィオラ)
15-18 歌劇《インテルメッツォ》から4つの交響的間奏曲 TrV 246a
CD 3 – ボストン交響楽団
1-4 交響詩《死と変容》 TrV 158(作品24)
5-11 家庭交響曲 TrV 209(作品53)
CD 4 – ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
1-6 交響詩《英雄の生涯》 TrV 190(作品40)
フランク=ミヒャエル・エルベン(ヴァイオリン・ソロ)
7-9 交響詩《マクベス》 TrV 163(作品23)
CD 5 – ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
1-9 交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》 TrV 176(作品30)
セバスティアン・ブロイニンガー(ヴァイオリン・ソロ)
ミヒャエル・シェーンハイト(オルガン)
10-13 交響的幻想曲《イタリアから》 TrV 147(作品16)
CD 6 – ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
1 交響詩《ドン・ファン》 TrV 156(作品20)
2 ブルレスケ ニ短調 TrV 145
ユジャ・ワン(ピアノ)
3 楽劇《サロメ》から 7つのヴェールの踊り
4-6 メタモルフォーゼン TrV 290 ―23の独奏弦楽器のための習作
CD 7 
1 祝典前奏曲 TrV 229(作品61)オルガンとオーケストラのための
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)
ボストン交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(合同演奏)
2-6 交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》 TrV 171(作品28)
7 歌劇《火の危機》から 愛の場面
ボストン交響楽団
8-12 ばらの騎士 ―オーケストラのための演奏会用組曲 TrV 227d
13 バレエ《泡立ちクリーム》から 泡立ちクルームのワルツ
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
セバスティアン・ブロイニンガー(ヴァイオリン・ソロ)

録音:ボストン、シンフォニー・ホール、2017年11月-12月(CD 1: 1–22); 2021年10月(CD 1: 23; CD 3: 1–4; CD 7: 7); 2018年3月-4月(CD 2: 1–14); 2021年3月(CD 2: 15–18); 2019年9月-10月(CD 3: 5–11); 2019年10月-11月(CD 7: 1); 2019年5月(CD 7: 2–6); ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、2021年5月(CD 4: 1–6; CD 5: 1–9; CD 6: 3; CD 7: 8–12); 2021年3月(CD 4: 7–9; CD 5: 10–13); 2021年6月(CD 6: 1–2; CD 7: 13); 2021年2月(CD 6: 4–6)

輸入盤は先日発売済。
国内盤は、MQACD×UHQCD、グリーンカラー・レーベルコート仕様で明日発売予定。

先程、全集が完成したブルックナーの交響曲は、単体での販売でしたが、R.シュトラウスの管弦楽作品集は、いきなりのBOXでの販売。

輸入盤は、国内盤の半額とは言っても5,000円越え。
簡単には購入出来ないので、Apple Musicの配信をハイレゾレスで試聴。
流石に9枚全ては聴いてませんが、主要な作品はつまみ聴きしての感想なので、あまり参考にしないでくださいねあせる

ネルソンスのここ最近の演奏(音源)は、ハズレなし。
ツボを得た聴き応えあるシュトラウス。
大管弦楽をスッキリスマートにかと言って軽くなり過ぎず、シュトラウスの音響の渦を堪能させてくれるのは、ネルソンスの力量を感じ、現在、最高の指揮者のひとりと言っても間違いないと思います。
ブルックナーも昔ながらのゴツゴツした響きでなく、スマートに処理していながら、重厚感もあったので、このシュトラウスも同傾向。
Apple Musicのハイレゾレスで聴いても迫力(但し、木さんの場合、8年くらい前のマランツSA8004のDACにiPod touchを繋げて聴いてる関係上、処理能力が24bit48Khzなので、ギリハイレゾです)はそこそこあります。

全く文句ない演奏なのですが…
う〜んあせる
何か心に響かないのは何故❓
R.シュトラウスの作品は正直凄く好きではないってのもあるとは思いますが、古いカラヤン・ベルリン・フィルハーモニーの方が心に染みてきます。
多分、今のゲヴァントハウス管弦楽団やボストン交響楽団は、カラヤン当時のベルリン・フィルハーモニー以上の力量はあると思うんですが…
凄く素晴らしい演奏と思うけど、そけこまで何ですよね。
ネルソンスのブルックナーも好きだったけど、同じ感覚だったし、ウィーン・フィルハーモニーを指揮したベートーヴェンの交響曲も全く同じ。

素晴らしい…だけどそれだけ。

とは言ってもブルックナーの交響曲はBOX化されたら真っ先に買います❣️
聴きやすいブルックナーで個人的には、今回のR.シュトラウスやベートーヴェンよりまだしっくり来るものがあるんですよね。

さてこのR.シュトラウスの管弦楽全集、共演者も豪華❣️
ブルレスケでは、ピアニストのユジャ・ワン、ドン・キホーテのチェロはヨーヨー・マ。

祝典前奏曲では、ゲヴァントハウス管弦楽団とボストン交響楽団の合同演奏となかなか豪華❣️

ボストン交響楽団もゲヴァントハウス管弦楽団もR.シュトラウスと縁あるオケとのことですが、そもそも20世紀前半、R.シュトラウスは指揮者として大活躍していたので、当時著名なオケは振っていたはず。
縁あると言えば聞こえは良いけど…商業的アピールに聞こえてしまうのは木さんが弄れ者だからでしょうかあせる