01. アヴェ・マリア(J.S.バッハ/グノー)
ニュウニュウ(ピアノ)
02. シシリエンヌ(フォーレ)
ミロシュ(ギター)
03. エストレリータ(ポンセ)
佐藤晴真(チェロ)
金子三勇士(ピアノ)
04. ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
ニュウニュウ(ピアノ)
05. 白鳥(サン=サーンス)
ミロシュ(ギター)
真部裕カルテット
06. 愛の悲しみ(クライスラー)
アレクサンダー・ガジェヴ(ピアノ)
07. 愛の喜び(クライスラー)
レイ・チェン(ヴァイオリン)
牛田智大(ピアノ)
08. 夢のあとに(フォーレ)
アレクサンダー・ガジェヴ(ピアノ)
09. 愛の小径(プーランク)
佐藤晴真(チェロ)
金子三勇士(ピアノ)
10. タイスの瞑想曲(マスネ)
デイヴィッド・ギャレット(ヴァイオリン)
牛田智大(ピアノ)
【演奏】
Cocomi(フルート)
Cocomiこと木村心美。
多くの方がご存知だと思いますが、ご両親は、木村拓哉・工藤静香です。
現在、桐朋学園大学音楽学科在学中。
しかも、2020年3月にDiorとのアンバサダー契約を締結し、モデルとしてデビューしており、正に才色兼備とはこのこと。
天は、才能ある者には二物も三物も与えるものなんです。
アーティストとして成功する条件として、もちろん才能や技術力は必要ですが、運や環境にも恵まれなければ、特にクラシック音楽業界では生き残れません。
彼女にはそうしたもの全てを持っている類まれな人物だと思います。
技術力や表現力は、正直今の彼女クラスなら、同等若しくはそれ以上のフルーティストは相当数いるはずです。
ただ商業的に成功するには、彼女のような経歴、そして容姿は必要不可欠。
だからこそDECCAも共演アーティストもメジャー級を投入。
彼女の脇を固めることで、より音に煌めきが出ると言えます。
大人の事情とは言え、こうしてアルバムを出せる彼女は羨ましい限りですが、話題性で売れるのはアーティストを一生の仕事とするならほんの一瞬。
これから真の彼女の才能が試されると思います。
心美…この名前のとおり心に残る美しい調べをより深化させることを期待しつつ、彼女の奏でる調べを聴いています。
プーランクの愛の小径みたいな通向きの選曲(アルバムタイトルも同じ)をする彼女ですから、拘りとかはあると思うので期待出来ると思います。
また日頃クラシックを聴かない方もCocomiのアルバムなら聴いてみたいと思うようにクラシックの啓蒙活動にも一役買ってもらえるとクラシックを愛する者としては嬉しいです。
最後に彼女のこのアルバムに対するコメントを引用させていただきます。
「世界で活躍されている素晴らしい演奏家の方々と共演させていただき、全てが心に残る本当に素敵な経験となりました。クラシック音楽の面白さ、楽しさ、そして美しさを改めて感じていただけたら嬉しいです」
ですよね
