ハンス・ロットの交響曲を聴こう♬︎♡ | 音楽って素敵 ₍₍¶(ू⁄›˅̮‹ू∖)⁋₎₎ ♪♬

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クラシック音楽のコンサートなどなど拙い文章ですが、気侭に綴っています♪

指揮者の川瀬賢太郎さん
このようなtweetされてました。



2月9日(土)の神奈川フィルハーモニー管弦楽団「第347回 定期演奏会」のチケットが今ひとつらしい。
このコンサートでは
藤村実穂子さんの歌う
マーラーの「リュッケルトの詩による5つの歌曲」と
ハンス・ロットの交響曲第1番ホ長調が演奏されます♪
世界の藤村さんが歌うマーラーは、間違いなく素晴らしいでしょうが、やはり目玉はロットの交響曲ではないでしょうか。
しかし、川瀬さんのtweetにあるように売れてないのは、同時間帯にかなりのコンサートが重なってる(神奈川フィルはこのパターンが多い……)のもあるんでしょうが、やはりロットの交響曲はまだまだマイナーってのもあるんだと思います。
先ずロットを知っているとなるとそれなりにクラシック事情に明るい方になると思います。
昔ピアノを習ってはそこそこクラシック音楽には馴染みあるけどディープなクラシックに溺れてないセレブたちは、土曜の午後、クラシックコンサートを楽しみ、その後にお洒落なカフェでお茶会。その中で「ロット??知らないわ〜 宝くじ??(それはロトセブン)」なんて話になるのでは??
やはり聴き慣れた名曲の方がお茶会の会話も弾む(笑)
そうなると読響でコバケンさんの運命や都響の小泉さんのチャイコフスキー、それとも今をときめく三浦文彰くんの方に流れてしまうのかも。
ただそれではもったいない!!
ここは皆さんそもそも実演機会が稀なロットの交響曲を是非聴いて欲しいものです♬︎♡
作風として、かなり大雑把な言い方だけど、マーラー風ブルックナーって感じ。
演奏時間は、全曲約1時間切るくらい。
ちょっと長いかな(^^;
正直マーラーやブルックナーの交響曲と比較すれば魅力的に弱いところは多々あり。ただ擁護するならこの交響曲は、ロットが学生時代に書いたもの。もし精神に異常を来たすことなく、作曲家として大成したなら、交響曲の歴史に名を残していた可能性は、この若書きの作品を聴いてみれば感じ取ることはできると思います♬︎♡
ロットは、師匠のブルックナーに似て要領悪いところもあったのか、この交響曲をブラームスに酷評され(嫌いなブルックナーの弟子なんだから、ロットもそこ読まないと…そうした純粋な性格が仇になり結果は…)、その後精神疾患を患い、若くして結核で亡くなっているので、作品そのものはそんなに残っていないし、この交響曲も生前は演奏もされず、1989年にやっと初演。
その後、幾つか録音も出たし、日本でも沼尻さんが2004年に初演してます。
しかし、まだまだそんなに演奏される機会はなく、神奈川フィルが取り上げたのは、正に大英断!!
お客さん呼べないリスクはありますが、生で聴いて欲しいって指揮者の川瀬さんと神奈川フィルメンバーの意気込み伝わって来ますよね♬︎♡
そんな訳でぜひぜひ聴いて欲しいなぁと。
なお、評論家の俵孝太郎さんの著書(タイトルは失念)の中で、この交響曲の中にジェームス・ディーン主演の「エデンの東」のテーマ(作曲はレナード・ローゼンマン)に似ているメロディありとのこと。
そうした発見をしながら聴いてみるのも面白いかも♬︎♡
なお、様々なブログやtweetで既に多くの方がご存知だと思いますが、9日(土)の18時のN響定期演奏会(NHKホール)でもパーヴォがロットの交響曲を取り上げます(前半のプロは、バーエワをソリストに迎えたR.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲…こちらもら実演機会は少なく生で聴けるのは希少)!!
一日の間でマイナーな作品が被るのは、世界的に見ても滅多にないこと!!
首都圏在住者なら聴き比べなんて、贅沢なことも!!
(パーヴォ&N響なら翌日10日(日)15時からも同一公演あり!!)
ロットの交響曲が実演で聴けるなんて、次いつあるのか分かりません!!
名曲ばかりも良いですが、たまには未知なる作曲家の作品に耳を傾けるのも良いものですよ(╹◡╹)
今度の三連休は、シベリア寒気の影響でかなり冷え込むみたいですが(9日は雪の予報もあり)、暖かい格好でみなとみらいへ♬︎♡
きっと心はぽかぽかになりますよ(∩ˊᵕˋ∩)・*
なんてね(笑)

因みに木さんはここまで推しながら聴けません(泣)
三連休は仕事です(泣)
サボって聴きに行きたいけど…
聴けないからこそ、皆さんの感想が楽しみ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎

あーロットの交響曲聴きたいよー(≧◇≦)