先週のヴァレンタイン・バレエに続き、今週も新国立劇場バレエの「コッペリア」♬♡
2週続けて、新国立劇場バレエが観れるなんて、何と素敵で幸せなんでしょう(*´˘`*)♡
唯一残念のが、今回のコッペリアは、小野絢子・福岡雄大・ルイジ・ポリーノで、できれば観たかったこと。
この三者の公演は、発売当初から人気もあったみたいで、良席は、早々と売り切れ
あとは日程の関係上、今日の公演のみ
マチネの米沢唯・井澤駿・菅野英男かソワレの池田理沙子・奥村康祐・菅野英男という選択の中、今回は、期待の新人池田理沙子さんがスワニルダを演じるソワレの方を鑑賞。
(どうせなら唯姫のマチネも観ればよかったと後から後悔しましたが…)
音楽も素敵なドリーブ作曲のコッペリア♪♪
(バレエ音楽といえば、チャイコフスキーの白鳥、くるみ割りと共に、ドリーブのこの曲とシルヴィアのメロディが思い浮かぶくらいですから!!)
幕開けの手回しオルガンの響きからワクワク((o(。>ω<。)o))
有名な前奏曲(マズルカ)での衛兵と娘たちの整然とした踊りの見事さからもう舞台に釘付け(`・ω・´)
新国立劇場バレエの素晴らしさを出だしから観れ、ちょっと興奮状態(↑▽↑)
それにしても端役といえる群衆のひとりひとりまでもの踊りが活き活きとしているのは、新国立劇場バレエのメンバーが単に素晴らしいからでしょう。
本当うっとり(人‘ー‘☆).:゚+
一瞬にして現実の世界から、夢の世界へ誘います✩(*˘︶˘*).:*
気分は19世紀パリオペラ座の桟敷席でバレエを観ているかの如くです▷◁♡*。゚
相変わらずのクオリティの高さには驚かせられます。
(1週間前は、ヴァレンタイン・バレエの公演もあり、並行してのコッペリアの練習は、大変だったと思いますが、それを感じさせないところがこのバレエ団のすごいところ)
新国バレエが好きな理由は、ここにあるんだろなぁ(*'▽'*)
ひとりひとりの見事な踊りと美しい舞台。
これにハマるともう抜け出せませんね(。•́•̀。)
さて
主役3人の踊りですが
コッペリウスを演じた菅野英男さん
渋い役柄ながらも気品と優雅さを兼ね備え、またコミカルな動きも忘れず、本当にお見事‼
彼のコッペリウスを観れただけでも感無量(´;ω;`)ウゥゥ
コッペリウスって、よく考えるとかなり変なおじさん(笑)
だって中年若しくは初老の変わり者のおじさんが女子高生くらいの女の子に恋をして、そっくりさん人形作る時点で、普通に考えてもかなりやばいのに、その人形と疑似恋愛ごっこしているなんて…こわっ‼ヒェ━━(.;゚;;∀;゚:,)━━エェエ!!!
温水洋一さんが仮にコッペリウス演じればかなりヤバいコッペリウスになるのではないのでしょうか(変態おやじ的なコッペリウス…あっ!!別に温水洋一さんが変態と言ってる訳でないのですよ!!あくまでも俳優としての演技力です)
しかし、菅野英男さんが演じる(踊る)コッペリウスは、とてもダンディ(⑉• •⑉)♡
シチュエーション的には絶対変なおじさんが、格好良く見えちゃうのは、菅野マジック‼(∩^o^)⊃━☆゚.*・。
ラストのボロボロになったコッペリアを抱きかかえ、哀愁感バリバリの菅野コッペリウスを観てると抱きしめたくなっちゃいました(つ・ω・(-ω-*) ギュッ
人形と踊るシーンのコミカルさや一生懸命フランツの魂をコッペリアに吹き込もうとしてる痛々しさ…コッペリウスの複雑な心の中を踊りだけで見せちゃうから菅野さんは、すごい(しかも、当たり前だけど踊りは最上級)(`・д・ノノ゙☆パチパチ
残念ながらポニーノのコッペリウスを観ることはできませんでしたが、菅野コッペリウスを観れたことは、本当に良かったですd(≧▽≦*)
今コッペリアの最大の収穫でした(o^―^o)ニコ
なお、菅野英男さんのインタビューがおけぴ感激観劇レポートにUPされています。→こちら
フランツを演じた奥村康祐さん
相変わらず俊敏でダイナミック。
向こう見ずなところがある若きフランツを見事に踊り切っていました(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
しかも華がある‼
こういったキャラは、本当に彼はうまい。
コッペリア初挑戦の池田理沙子さんを見事サポートしていましたd( •̀∀•́ )b✧
スワニルダを演じた池田理沙子さん
彼女のかわいらしさは、コッペリアこそ適役と大いに期待しましたが、どうも第1幕は、踊りが重く感じ、なんとなく精細さに欠けてたような。
またお友達と踊りシーンも華が欠けるというのか、お友達に同化してしまい(それだけお友達役の6人の踊りが素晴らしかったのもあるのですが)誰が主役何だろうってな感じ。
これが絢子姫や唯姫ならお友達の中でもスワルニダだけがダイヤモンドのようにキラキラ輝くはずなんですが(ふたりのスワニルダを観ていないので、あくまでもこれまで観てきた彼女たちの踊りからの想像ですが)、池田さんは完全に埋没。
ただ、これは観方によてっはありかなってのは感じました。
スワニルダだけを特別扱いせず、お友達と同列ってはあながちコッペリアの場合は、あっても良いような…
ただ池田理沙子さんは、そのかわいらしさは群を抜いており、ちょっとおキャンティーなスワニルダにはぴったり(∩•ω•∩)♬♡♡♡
華的存在は、あくまでも絢子姫と唯姫と比較しちゃうと…って意味です。
第2幕以降は、「第1幕は何だったの??」ってくらい彼女も活き活きしはじめ、動きも良く、彼女独特の柔らかい優しさが滲む踊りが見事に昇華。
第1幕は、緊張していたのかしら。
ここからは彼女の愛らしさが爆発し、人形役もハマっていて、とてもよかったです(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ
彼女は、こうしたキャラがやっぱり一番!!
本当お人形さんみたい。メメメΣ(●´д`●)メチャカワァー
彼女の踊りや仕草を観てるとこちらまでもがほんわかとし、幸せな気分になってきます(*´˘`*)♡
それが彼女の一番の魅力( ' ' )♡
ただ、やはり絢子姫や唯姫のような強烈なオーラはまだまだ。
でもこれは、これからの舞台経験を積み重ね出てくるものなんでしょうね。
「池田理沙子さんの公演は、チケットが取りずらい」そんな時を楽しみにして、今後も彼女の成長を見ていければと思っています。
楽しみしてますよ池田さん(o^―^o)ニコ
他にもたくさん書きたいのですが、
スワニルダのお友達を演じた6人は、そのキュートな踊りに魅了されぱっなし(๑•ᴗ•๑)♡
正直、この6人誰もがスワニルダを演じてもいいんじゃないかと思えるくらい。
好奇心旺盛、恋も大好きなティーンエイジャーをここまで見事に踊りと表情で表現できる彼女たちは、新国バレエのお宝です‼
マーフィー率いる東響は、ヴァレンタイン・バレエに引き続き素晴らしい演奏でした(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
途中、ニキティンさんの素晴らしいソロ(この演奏ではわざわざニキティンさん立って演奏してました)もあり、コッペリアの魅力的なメロディをより引き立てていたと思います•*¨*•.¸¸♪
今日は、音楽も楽しませていただきましたヾ(´︶`♡)ノ♬☆♪
(コッペリアの音楽って、本当に素敵)



2017.2.25(SAT)
18:00
新国立劇場オペラパレス
夢のようなひと時も終わり、暫し新国バレエともお別れ(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
次回は5月のチャイコフスキーの「眠りの森の美女」
春先から仕事は、忙しくなりGWもかなり厳しいのですが、唯一行けそうな日のチケットは一応確保。
但し、シフトがまだはっきりしないので、お休みが確実に取れるか微妙(。-_-。)
あーお休み取れたらいいなぁー(≧◇≦)