アッセルマン:チェロとハープのためのコンフィデンス
サン=サーンス:白鳥
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
カッチーニ:アヴェ・マリア
シューベルト:アヴェ・マリア
ペルトミュー:「5つのニュアンス」より1.哀愁、3.のどか、5.甘く
ヘンデル:ラルゴ
黛敏郎:BUNRAKU(チェロ・ソロ)
黛敏郎:ROKUDAN(ハープ・ソロ)
ピアソラ:「タンゴの歴史」より1.Bordel 1900、2.Cafe 1930、3.Night-club 1960
新倉瞳(チェロ)
朝永侑子(ハープ)
以前から気になっていたチェリストの新倉瞳さん…偶然、彼女のブログで新作CDリリース記念のリサイタルをあることを知り、興行主であるアスペンへ電話を(・o・)】ゝモシモーシ♪
今日の公演は、
最近リリースされた(2017.2.15発売)新倉瞳さんの「祈り -チェロとハープ珠玉の名曲集」と題されたアルバムの収録を中心としたリサイタルで、アルバムと同じく伴奏はハーピストの朝永侑子さん(但し、リサイタル中のMCで新倉さんが仰っていましたが、ハープは伴奏ではなく、チェロとハープのデュオとして聴いて欲しいとのこと。確かにハープのソロもチェロと対等に掛け合っていました。因みに新倉さんと朝永さんは学校の同級生でお友達とのことです)♪
リサイタル前半は、アルバム収録作品を中心とした構成で、
有名なサン=サーンスの白鳥など名曲もあれば、初めて聴いたけど、「いい曲だなぁ」って感じる曲もあり、基本的には、アルバムのタイトル「祈り」からわかるようにメロディーラインが美しく癒される曲ばかり♬♡
新倉さんが奏でる優しく優雅なチェロの響きに、朝永さんの華麗な音色のハープの絶妙な掛け合いが美しく、心地よい音色にうっとりさせられたプログラムでした(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
後半は、
現代音楽中心の構成。
正直「ゲンダイオンガク」は、苦手(´-ω-`)
でもリサイタルで通しで、聴くとそれなりに聴けるから不思議。
新倉さんが弾いた黛さんの「BUNRAKU」は、聴いていて、セロ弾きのゴーシュが森の動物相手に弾いたのは、こんな曲かしらと想像しながら(ちなみにこの曲は、セロ弾きのゴーシュとは、関係ありません。大原美術館30周年記念行事として作曲されました)聴け面白かったし、新倉さんが前半と打って変わり、アグレシッブに弾いていて、彼女の別の魅力が垣間見れ良かったです。
朝永さんがソロで弾いた「ROKUDAN」は、琴の名曲「六段」が元になっている分、「BUNRAKU」よりは、わかりやすいけど、やはり黛さんらしく現代的な響きをハープから引き出す、和洋折衷的な不思議な作品でした。
なお、会場には初演者で朝永さんの先生でもある篠崎史子さんもいらっしゃいました...♪*゚
プログラム終盤のピアソラは、現代音楽の範疇ではないので、きわめてわかりすく、基本がタンゴなので聴いていて楽しいヾ(´︶`♡)ノ♬☆♪
このラテンの魅力あふれる曲を、新倉&朝永コンビは、卓越した技術力で聴かせ、またふたりの軽快なノリもこの曲にふさわしく、楽しく聴くことが出来ました•*¨*•.¸¸♪
アンコールは、
ピアソラとバッハ♪
両曲ともアルバム収録作品です。
ピアソラは、MCの中で新倉さんが仰っていた、いろんな作曲家のアヴェ・マリアの中の1曲。
後半のピアソラの作品とうまく繋がり良いアンコールでしたが、今日聴いた中で、一番しんみりしたのが、バッハのコラール(*ˊ˘ˋ*)♪
大好きなタルコフスキーの映画「ソラリス」でも使用された曲♬♡
聴き終え、目に熱いものが(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)
2時間ちょっと音響の良いホールで、素晴らしい音楽が聴け大満足でした(*'▽'*)
終演後は、サイン会( ..)φカキカキ
長蛇の列Σ(・ω・ノ)ノ!
サインもらってダッシュで最終の新幹線飛び乗りました(-"-;A ...アセアセ
2017.2.17(FRI)
19:00
Hakuju Hall